アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
過去記事も含め、新サイトに移転しています。
http://blog.crosschannel.jp/
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第20話では胡蝶三姉妹の桃園があったが、今回は荒涼とした原っぱに桃園を夢想し、桃香への想いを募らせる桃花を淡々と綴っている。お色気抑え気味で、モノクロームの世界に桃花の想いが徐々に色を染めて行く外連味(けれんみ)のない演出が、能登麻美子脚本を良く引き立てている。
オープニングもモノクロとは手が込んでいる。
声優担当シナリオを軽く見ていたが、女性的な感性で一人の少女の恋心をモノローグ中心に細やかに書いている。

過去の記憶がはっきりしない自分自身が不安な桃花が桃香と触れ合い、その桃香を見つめる事で自分の存在を確認するかのように惹かれてゆく桃花。真琴に指摘されるまでも無く、それは恋する乙女状態。
桃香につきまとい指からませる白川明日菜を、その桃花の前に持ってきたものだから修羅場シーンかと思ったが、可愛らしい嫉妬で終わった。桃花の中のセイは穏やかなんだろう。
それにしても、捨て駒というか噛ませ犬というか明日菜姫は報われない。

守東家の離れでも、ジュナの覚醒していない由美子は穏やかで、桃花にも優しい。
由美子の提案するお姫様ごっこで、モノクロ画面に反物の色が鮮やかに、イヤリングの煌めきと、唇に差しあう紅の色が軽やかに動いて味わい深い。
桃花の恋心が気を乱している事を寧々は気付いている。
一人抱えていた不安を桃香に救われた思いの桃花だが、まだ胎動は無いものの、これが上津未原に宿るものたちを覚醒させる一端になるのだろうか。

夕焼けに原っぱに誘い出した桃香が桃花に見せるのは、夕焼けに染まった景色。
世界は色を取り戻し、そこに桃花は桃園を見て今を生きている実感を得る。記憶のない桃花の出自はこれから詳しく語られるのだろう。
桃花が春彦の許婚として守東家に来たこと、その割に春彦と距離が置かれていること、回想に出てくる幼い桃香と春彦の関係など、次回以降を待ちたい。
もちろん桃香が「出来上がった」当時の事も。
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