アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
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やってくれるなあ、ガイナックス。
逃げることばかりで息苦しい展開が続く中、ヨーコ登場で一気怒涛の展開かと思いきや、グレン団を離れていたヨーコの生活を描いてきた。
ヨーコ編としてネタ的には話数を稼げるはずなのに、この話数のBパート半ばまででまとめる構成が潔く、グレン団再始動のラストへテンポ良くつないでいる。

田舎の島でヨマコ先生と名乗るヨーコ。戦いと遠く、地上に生まれた初めての世代の子供を育てる道を選んだようだ。
設定は「二十四の瞳」のオマージュ。ヨマコ先生はハイカラ先生の自転車ではなく、エアスクーターに乗ってる。先任の先生は、ヨーコの事情をある程度知ってるみたい。
鋭く飛ばすチョークの迫力に凄みを潜ませ、島の小さな小学校のイベント絵をスチルで切り取ってゆく。
萌えアニメだと「止め絵」と言いたくなるが、このシネマ的な演出だと「スチル」がふさわしいと思う。
余談だが「ヨマコ先生」から「まほ子先生」を思い出した。

いじめられっこの男の子ナキムと、少しおしゃまな女の子マオシャ。
目の前に現れた都会風の大人の女性に目を輝かすナキムと、幼いながら強敵出現と捉えたかのようなマオシャの表情の演出が見事。
そして父の形見のカバンを取りに高い木のてっぺんに登ったナキム、スカートを引きちぎり助けに上ったヨマコ先生。そこから見る丸い水平線は、かつてヨーコがラガンで空に駆け上り、カミナやシモンと見た風景に重なる。それを次の世代に語り継ぐのが使命だとヨーコが悟ったのは、いつ頃なのだろう。
カミナシティを出て気持ちの整理がつくまでの、ヨーコの空白の7年間は今回も明かされていないわけだが、この光景を見るだけで、それ以上書くのは蛇足かもしれない気がしてくる。
空には太陽と月、その一方が地下の暮らしだった人類の天を再び塞ぐ事を暗示しているかのよう。

その月が地上に落ちることを、ニアとシモンの生中継TVで知ったヨマコ先生。
ガンボートで島から避難する際にマオシャがいないのは、ナキムのカバンを木の上に引っ掛けたのが伏線。2体のやさぐれガンメンが灯台ごとマオシャを人質に取り、食料などを要求。
ヨマコ先生は昔の装備を取り出して、顔面にきついお仕置き授業。
子供たちの前では、伝説の英雄ヨーコとしてではなく、最後までヨマコ先生としての教えを伝え島を出る。
それはロシウの留守電メッセージ「あなたは生き残るべき人だ」に対しての行動ではない。

ここで前話のラストにつながり、刑務所からシモンを解放。
キタンの言うように、今回はヨーコが美味しいところ持って行きました。
そしてシモンはヴィラルを解放。
ロシウのメッセージへの返答のようなシモンの「グレン団は地上に生きるすべてを救う」
ヴィラルが合流することは、熱い魂を持つもの同士、お互いを知るライバルとしての信頼感のベースがあったから想定内だが、泣かせる演出。人と獣人の螺旋パワーでグレンラガンを操り、宇宙に出たグレン団の活躍に期待させる引き際が、余韻含みで良い。
次回、アークグレンラガンとか言ってるので、やっちゃうんでしょうね。

シナリオは王道展開で中島かずき。絵コンテは中村哲治。
そして演出は佐伯昭志。
佐伯さんはアニメーターと言うよりもコンテ・演出に優れていると思っているので、今回の王道シナリオを生かした甘いような胸にツンと来る様な、くすぐったい演出に満足。
23,25話の絵コンテも期待しよう。
(今日8/19のC72にもサークル参加されてました)
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