アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
過去記事も含め、新サイトに移転しています。
http://blog.crosschannel.jp/
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桃香の元に迷い込んだ仔犬を通して、桃香の人としての変化を描く。
迷い込んだと書いたが、突然現れ桃香が投げ捨てても何度でも現れる仔犬は、最初のうちは胡蝶三姉妹の暇つぶしのジョークかと思った。

犬にエサをあげたり洗い方を寧々に教わったりと徐々に桃香も変わって行くが、作られた人形のような体に命が吹き込まれてゆく。
サブタイは犬の命と共に、桃香の命の両方に係っている。
昔はもっと優しかったと由美子が言っているのは、今の桃香のことではなくて、以前出てきた少女の桃香のことなのだろう。
今の桃香はゴキブリとは言え、無表情で殺す。仔犬であってもどうなる事かと不安を誘う。

官能小説を執筆中の由美子は、この物語の書き手でもある。
ネタに詰まり、何故か全裸から裸エプロンで気分転換の掃除の後は、執筆絶好調の模様。
雨の中、仔犬は森の中へ。
慌てて寧々は下校中の桃香たちを迎えに。
いつのまにか仔犬には「ネロ」って名前がついてるし。「パトラッシュ」じゃないのか。
川の中に取り残されたネロを桃香が保護するも、靴の片方を流される。これが結末の伏線。

快調な執筆の末、ハッピーエンドの由美子の小説。
ここで由美子の中のジュナが覚醒。
「幸せな結末など、こそばゆくて見てられぬわ」「執着が私たちを苦しめる」
一気に書き直しバッドエンド。捨てられた原稿用紙を寧々が読んでいたが、ネロの物語の結末でも書かれていたのだろう。

靴をなくしてサンダルで登校する桃香を見て、仔犬は森の中へ靴を探しに。
野犬らしきものに襲われ、死亡。
駆けつけた桃香の涙。
仔犬との関わりで桃香が人間らしい心を持つようになり、桃花=セイとの幸せを願わぬジュナの怨念。これ以前に遡って桃香はもっと冷たい描写になるのかと思うと、気持ちが重い。

桃香「(犬が)寂しくて死ぬわけ無いだろう」に対して「死にます!」と桃花と寧々のユニゾンには笑える。冷静に見えてゴキブリが怖い寧々が可愛い。
仔犬を誘う桃花の悩殺ポーズや最大のお色気担当の由美子の裸エプロンなど、サービスシーンは手を抜かない。
胡蝶三姉妹は学園祭のBL同人誌を準備しているし、次回の伏線も漏らさない。
鬼梗様の出番が無いのが寂しいところ(死ぬわけ無いけれど)

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