アニメとゲームのレビューBlog
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2007/10/27
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予想より急展開に茉莉と蒼乃の再会を持ってきた。
他のいくつも絡み合う伏線に沿った進行が重要だろうから、変に引っ張るよりスッキリしている。
回想を織り交ぜて茉莉と蒼乃の関係の一端を明かしてきたが、1クール折り返しまで来てもまだまだ謎が多い。
Kanon といい、この系統の作品は感想が長くなっていけない。
時間のある時にでもお目通しください。

姉に紹介すると言う依人の口から、初めてその名「蒼乃」を聞いた茉莉。
こよりを介しての伝言で「話があるから雨が降った日に来る」と聞いた蒼乃の表情の変化。
お互いの再会の運命への覚悟が感じられるコンテと演出。
見舞いの病室では寝たふりの蒼乃。一同をやり過ごしたあとに夜の電停へ。
一方の茉莉。依人たちを電車に乗せたあと、一人出歩いて帰ると蒼乃を待つ。
車庫内の電車の中で再会。
茉莉の同居を蒼乃も認めたのには、この二人の会話に何かあったからだろう。
茉莉の口から現状(特に辻堂)を聞いた蒼乃の判断だと思う。
これは後述の依人の出自と運命に関わるのではないか?

蒼乃の入院の理由が、依人と真名によって明かされた。
引っ越してきた3ヶ月ほど前に倒れ、医者は過労ではないかと。
冬でも薄着でアイスクリームを食べる原因不明の死病の栞さんとは違い、夜禍人絡みで理由設定があるようだ。
蒼乃が茉莉に語る「最近、力が戻ってきた」から想像するに、力尽きてこの街にやってきたのだろう。それが何かはこの先のお話。
自らの血を垂らし、折り紙のカエルを操る程度には回復したと言うことだろう。

そして、その血に意味があることは回想シーンで想像できる。
いつの時代か、この時の蒼乃はまだ人だった。
茉莉は元々夜禍で蒼乃と過ごしていた?
「依人」を失った絶望から、血まみれに果てた蒼乃を茉莉が蘇生する。
自害だと思うけれど、サブタイの「生け贄」がこの時の蒼乃を暗示するのか、それともこれから起こるであろう事件を暗示するのか謎である。

不老不死となった蒼乃が「依人」の影を時の流れに追い求め、現代で依人を見つけた?
いや、依人は蒼乃が作った魂の器か?折り紙のカエルのように。
失った恋人の代償としての後ろめたさか「弟」だと強調する蒼乃の言葉が痛々しく聞こえる。
茉莉と蒼乃の久々の再会にしては、多少よそよそしさを感じさせる表情も、蒼乃を蘇生した茉莉、依人を作った蒼乃、依人と暮らし始めた茉莉、それぞれの気まずさが原因と思えば納得がゆく。
時折見せる茉莉の依人への親のような表情も。

繭子が辻堂の姉ではないかと前回は想像したが、どうやらそう単純でもなさそう。
実の姉の死と夜禍の関係で、もう少し語られるのを待たねばなるまい。
今回は茉莉に腕を壊死状態にされた辻堂の視点からの物語は少ない。
辻堂の腕を心配する繭子に詳しい事は教えない辻堂。
その繭子と病院の廊下でぶつかるこより。伏線か?

非常に絞られた数、絞られた関係のキャラクター同士の絡み合った因縁の糸がほぐれだした。
その中で少し離れた客観的立場の真名・こより姉妹だが、このまま空気化するとも思えない。
一応真名は、依人ハーレムヒロインの一員だろう。
こよりの入院理由が明らかでない気がしたのだが、こよりがラスボスって展開は見てみたいような、見たくないような。

緊迫した進行だったが、その中でもお約束は忘れていない。
朝起きない依人に茉莉のアイアンクロー、すき焼きに白菜入れるか否かのどうでも良い議論シーンは好きだ。
「トマトすき焼き」でなくて幸いだ。

蒼乃に何て紹介するか、「恋人」の練習でお日様の匂いの布団の上で茉莉。
「依人は好きな人はいるの?」「いないんだ?」「じゃあ、キスしようか?」
布団に寝そべる茉莉のミニ・黒ニーソをバックからあおり、茉莉足バタバタするカット、誰かと思えば絵コンテはこでらかつゆき。
未遂の依人に「本気だったんだ?」「しないよ、依人には」
こんなくすぐったいシチュエーションを照れなく描いてくれる。
でも蒼乃が家に戻ってきて「これでエロイこと出来ないね!」真名・こよりの前でバラされて、「あれはお前が誘うから」と誘導される依人の立場なし。茉莉、楽しんでるな…
正直なところキャラデザが微妙に思うので、意欲がイマイチだったDVD購入の背中を押してくれたシーンだった。

「夜禍は一人で生きないといけない」って言うのは、「依人」を追い続けた蒼乃への皮肉か、不老不死の命を与えた謝罪か、それとも関わりつづける事で蒼乃と依人の幸せを壊す事を恐れたか。
いずれにせよ蒼乃と再会して、心が決まったのだろう。
蒼乃への「ひとつだけのお願い」は何だろうか。

「しないよ、依人には」と言いながらも、夜の学校の屋上で背伸びのキスの茉莉。
お別れのキスでしょうか、引きが上手いと思わせる。
シナリオ的には「空を見たい」茉莉に死亡フラグが立ったような気がするが、主人公依人の消滅や「依人」の再生も視野に入ってくる。
死亡依人に命を吹き込み、代わりに茉莉消失エンドが美しいとは思うけれど、何があっても驚かない。

オープニング曲の結城アイラは新人か?
勢いで歌っている感じはあるが、ヴォーカルはテーマと合っている
エンディングは京四郎でも歌っていたCeui(セイ)
中音域で頼りない部分があるけれども、かえってアニソン向きではないだろうか。崩れ加減が良い。
藤間の劇伴は、でしゃばらずにシナリオの横糸を紡ぐように絡んでくる。サントラも発売予定。
colorless_wind mellow_melody sola_dvd01
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