アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
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http://blog.crosschannel.jp/
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自分で書いた各話毎の感想を読み返すと、少々変なところもあるが、そのままにしておく。
DVDリリースは8月まで続くので、その都度感想を書くと思うが、TVシリーズが終わったところで少々補足を書いておこうと思う。春の新番が始まると書けない気がするし。

オープニング・エンディング曲は原作PCゲームと同じ。
その頃から薄ぼんやりと思っていたが、今回のアニメ化で納得できた事がひとつ。
「Last regrets」はオープニングに合わない。
TVサイズになると一層中途半端さが感じられる。
劇伴アレンジでは作品に溶け込む曲なのだが、オープニングの「何か始まる」期待感には程遠い。

一方のエンディング曲「風の辿り着く場所」
実は本当のオープニングはこちらなのではないか?
この詞とアレンジから、エンディングの気がしない。アニメだとあゆがリズムに同期して走っているから特に。ただし映像では、前方に大きく余白を取り(クレジットが流れる)左手に向かって走るから、時流は過去に向いている。
この点では、過去を探す旅の始まりの曲の印象。
制作側の意図はわからないが、最終回後に受けた印象では主人公・祐一の欠けた記憶の7年間が埋まり、新たな物語のオープニング曲としてエンディングに選んだと勝手に理解しておく。
DVD第3巻のオーディオコメンタリーで麻枝氏が「折戸氏はボーカル曲苦手だから」のような事を言っていたが、割り引いて受け取ったほうが良い。

シリーズ構成は大雑把に言って、序盤は日常の光景の中でキャラ紹介を兼ねながら、ヒロイン相互にできるだけ関連付けしつつ伏線を張る。
中締めが真琴。間違いなくシリーズ前半のヒロイン。「風の辿り着く場所」をフェードインして締めているのがその証拠(筆者が勝手に思っているだけかも)
中途退場・消失に見えるけれども、真琴には願いが叶って帰る場所があるから幸せな終わり方だったのだろう。
もし真琴の締めがなかったら、中だるみになっていた事と思う。

中盤以降、舞の解放と佐祐理、祐一のトライアングルを描き、栞と香里の姉妹関係、祐一とは兄妹のような関係を描いた。
あゆと名雪の関係を擬似姉妹のように描く場面もあったから、どちらに転ぶかと思ったが、順当にあゆエンドだった。
個人的には名雪の扱いが残念な部分もあるが、納得はできる。
各ヒロイン毎の見せ場は押さえつつ、矛盾のないシナリオを書くのは苦労した事と思う。

画は概ね文句はない。
原作カットが要所で取り入れられていたのは嬉しかった。

少々古い作品だし、派手な演出もないので若い人には受けなかったのではないかと思う。BS-iのみで放送と言う事も視聴者の幅が狭かったと思う。
原作ファンのためのアニメともいえるが、逆にこのアニメから原作ゲームに興味をもってくれる人が増えると嬉しい。
この時代のPC版は売る為に「エロゲ」の体裁を取らざるを得ない事も多かったのだが、それがなくてもシナリオには何の破綻もない。
全年齢版やコンシューマ版もあるので、興味を持った方は試してみて欲しい。
但し、この頃のいたる絵は癖が強いけど、それも個性。

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