アニメとゲームのレビューBlog
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2007/10/27
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麻生太郎外相も読んでいるローゼンメイデンのアニメ化第3弾というか、単発企画の Rozen Maiden ouvertüreが放送された。夏のTBSアニメフェスタではALI PROJECTのオープニング曲と田中理恵による「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」のステージが公表されただけだった。
この時期はまだ、アニメ制作に取り掛かっていなかったと思われる。

真紅がジュンをミーディアム(マスター)とする本編以前、一世代前のアリスゲームに遡るお話。、本編の序章にあたる。タイトルは序曲(Overture)の意。

前編「悠久 Ewigkeit」
未完成の第1ドールの水銀燈が見つめるローゼン(お父さま)と他のドールたち。
水銀燈の記憶の原点であり、戦い生きることの目的でもある光景の描写から、真紅たちの桜田家での日常と緩急つけた脚本。
槐と薔薇水晶や巴など、今回のストーリーには関わらないキャラたちの顔見世を一通り挟む。その槐の店でジュンが買ったブローチを真紅につけようとしたところから、過去のアリスゲームに話が動き出す。
このイントロダクションの構成はコンパクトながらも必要充分で巧みだと思う。
ちょっと長いシリーズ構成の場合は、中ダレと後ダレが気になることが多い花田十輝だが、今回は評価できる。

蒼星石がジュンに語る、真紅のブローチのこだわり、前世代のアリスゲームの事から後編の水銀燈への橋渡しのBパート。
中世欧州風の世界、真紅のミーディアムは女の子サラ。
蒼星石と戦う真紅、戦いを止めようとする翠星石、そして未完成ながらローゼンに会いたい思念で動くのか、水銀燈の登場。この時代に出会ったのは4体。

後編「虚飾 Eitelkeit」
この登場したての水銀燈はローゼンへの思いがあたかもファザコン風に描かれており、体が不自由な事もあって弱々しいキャラ。
歩く手助けをし、ドールとしての振る舞いや生活を教える真紅の思いは、水銀燈に「単なるお人形」としてサラに可愛がってもらえる事。
一方、歩けるようになった水銀燈は「お父さまに見てもらいたい」と目指すものが食い違っている。
本編での真紅と水銀燈の確執の源泉が示される。

真紅を追って蒼星石の戦いの場に現れた水銀燈。
自らを第1ドールと名乗る以上、蒼星石にとってはアリスゲームの対象として倒す相手。
倒された水銀燈にローザミスティカを与えたのはローゼンだったのか?少々わかりにくかった。

この時代でも翠星石・蒼星石のミーディアムは老人。力を奪いすぎるためか契約を解除して眠りに。
真紅もサラとの契約を解除しnのフィールドへ。そこで復活した水銀灯に会う。
これまでの齟齬に加え、未完成の自分を哀れんでいると思い込んだ水銀燈が真紅のブローチを壊し、それに対する真紅の水銀燈へのジャンク呼ばわり。
亀裂が決定的になったところで、この時代のアリスゲームはタイムアップ。

テンポ良くコンパクトにまとめたが、水銀燈の真紅に対する気持ちの変化と行動の変化を後編Bパートに畳み掛けるのではなく、Aパートや前編Bパートに水銀燈のエピソードを前倒しにした方が丁寧に描けたのではないかと思われる。
いったん消滅しての再登場とは言え、弱々しかった水銀燈が真紅への恨みに満ちた姿に変わるところは描写を急ぎすぎ。

制作はノーマッド。
キャラデは石井久美。弱々しい頃の水銀燈のデザインは柔らかく描いている。

アニメ第3期はたぶん企画中だろう。1クールなら2007年秋以降には来るような気がする。
なお「水銀燈の今宵もアンニュ~イ」はランティスウェブラジオで2007年1月から配信が予定されている。

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