アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
過去記事も含め、新サイトに移転しています。
http://blog.crosschannel.jp/
今後とも新サイトをよろしくお願い致します。

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新しい記事を書く事で広告が消せます。
学園祭の公演は何とか成功した、麦と演劇研究会の仲間たち。
しかし演劇部との優劣を競う投票には敗れ、演劇研究会は解散へ。
麦ヒロインの公演で締めると思ったこのシリーズだが、後日談に尺を取って構成してきた。

アバンから佳代ちゃんの思わせぶりな相談シーンで、この先の麦の不安を予告する。
半強制とはいえ演劇研究会に入ってからの麦が少し前向きになった事、でも根本では変わっていない事を軸に、入試に向けた先輩たちや変わらないオリナルを絡めて、一歩進んで二歩下がる麦の冬の日々が描かれる。

クリスマスに予定の無い麦たち。野乃や美麗を誘って、演劇部の部室でのクリスマスパーティー。
今までの写真を見ながら、佳代ちゃんの何か含むような「何気ない一瞬一瞬が大事なんだよ」
積もった雪の校庭で「私なんかいなくても、麦は絶対生きていける」
そして、写真の勉強に留学する事を麦に告げる。
気の弱い麦が中学時代から頼ってきたとは言え、佳代ちゃんの宣言にショックを受ける麦の反応が過剰に思えるのだが、学園祭公演での燃えつき症候群に輪をかけたのだと解釈しておこう。

Bパートは新年。
ショックのままの麦を初詣でに誘い出す、甲斐とオリナル。
佳代ちゃんから事後の麦のことは託されたようだ。
髪を下ろした麦に、演劇部へのオリナルの誘い。
麦の後ろ向きの気持ちは簡単に変わるはずも無く、帰りかけた時に願掛けの絵馬を収める野乃と出会う。

背景に登場していた煉瓦風の吊り橋のたもと、佳代ちゃんの留学を止めたい、素直に応援できない麦に野乃から「ずっと変わらないものなんて無いわ、終わらない舞台が無いのと同じ」「舞台に立った人を止める事は出来ない。でも応援する事は出来る」
立ち去る野乃と、居場所を失いかけた麦の慟哭「みんな行っちゃいや!」
映画風のコンテと効果そして劇伴で、情感一杯に今話を締めた。

アスリードのグロス回。確か2回目。
キャラの表情が少し不安な作画だが、ひどくは無い。
あと2回、麦が次のステップに歩みだす姿を描いてくるだろう。
原作コミックの状況は知らないのだが、まとめ方によっては第二期に繋げられそうな感じになるだろうか。

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築地俊彦の脚本担当回、脚本協力とは聞きなれぬが成田良悟(アニメ化されるバッカーノ!の著者)の担当。
アニメ制作で言うところのグロス請けなんだろうか?築地は名前だけ貸したのだろうかと思って検索してみると「アニメ版ポリフォニカの後半の何話かで、単発の話の脚本の原案をやらせていただいております。あっしが出した断片的なネタを、脚本の方々が一本のストーリーにして下さった形ですので、もしよろしければ御視聴いただければ幸いです……!!」成田氏の「偏屈行進曲
脚本原案の位置付けのようで、他の話数でも書いてる模様。

それにしても脚本も絵コンテも演出も締まらない。
このシリーズのテーマ、人間と精霊の関係を描こうとしているのはうっすらと伝わってくるのだが、構成が稚拙で、そんな事も忘れてしまう。
これだけ低いレベルで揃うと、監督も匙を投げているように感じる。

・アバンの人質事件でフォロンの演奏失調、コーティ失速、人質事件自体は何の伏線にもならない
・スランプのフォロンにオカンムリのコーティ、ユフィンリーに紹介された作曲家ザールの元へ
・コーティ、ザールに曲を作るよう強要
・ザール、作曲は精霊を見てそれを写すだけだが、お前には必要ない
・やってきたメイルリート(敵の精霊)外でやり取りを聞いている、次回の伏線だろう
以上Aパート
・レンバルトの車で、暴走車を体当たりで止め、またカーチェイスかと不安が
・同乗中のコーティ、フォロンが神曲で自分の力を使わない事が不満
・コーティ、ザールに曲を作るよう懇願
・過去に同僚の裏切りで人間不信になった元神曲楽士ザールの回想
・ザール作曲するが、しょせん譜面は譜面それでも受け取るか?
・コーティ、受け取らず帰る
・待たされていたメイルリート、ザールに自分の曲を書いてもらう
・事務所に戻りコーティ、練習中のフォロンの曲を聞きご満悦、寄って来たボウライ可愛い
以上Bパート

で、フォロンのスランプはどうなった?次回まで引きずるのか?
コーティは何に納得して、事務所に帰って来たんだ?
しょせんは譜面で、演奏は別だからか?
ヤマもオチも無く、プロットを並べただけで工夫も感じられない。
起承転結いずれも歯切れ悪く、必然性もカタルシスも無い、忌々しいマッチポンプシナリオ。

オリジナルなんて書こうと思わないで、青シリーズのルーファとクルナで原作通りにやったほうが面白かったかもしれない。
サブタイの「とある神曲楽士」とはクルナの事かと思っていたのだが…
いっそのことマフィア、強盗、錬金術師、ヤク中、ホムンクルスでも出して「バッカーノ!」風にマティアとマナガの黒ポリキャラでやっても良かった。

画は期待しないが、アゼータピクチャーズのグロス回。いつもながら韓国か中国に気持ちの良いほどアッサリと仕事を出している。
銀河屋の制作よりは良いかもしれない。
次回予告のユフィンリー見ると縦横比が激しく不安だが、銀河屋だろうな…

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クリスマスイブの事件も無く平和な学園だが、この話数そのものが次回(前回放送分の第8話)への伏線になっている。
学園での二宮会主催のクリスマスパーティー。
マフラーのプレゼントを巡って桃香と桃花の仲が少し近づいたが、これは由美子に潜むジュナを刺激した事は想像に難くない。

この話数での由美子は、まだ黒くない。ジュナは安らか。
原稿用紙に由美子が書いた雪が実際に降り出すのも、停電に「サンタさん電気を下さい」で復旧するのも真名姫の力なのだろう。
胡蝶三姉妹の言う「奥宮様の仕業ですわ」奥宮=真名で良かったんだっけ?
他には大きな伏線描写も無く、学園コメディー。

・二宮会のクリスマスパーティー、高さ数百メートルのツリー
・桃花、桃香のプレゼントに超ロングマフラー編む
・隠しておいたマフラーを胡蝶三姉妹、全裸ユーレカに巻いて悪代官遊び
・由美子に清治がサンタ衣装プレゼント
・サンタ服で由美子、一人で雪だるま作り
・マフラー探す桃花、桃花を探す桃香
・桃花諦め、編みなおし
・章子と胡蝶三姉妹のいつものバトル

桃花が編み直した五本指靴下を桃香にプレゼント。
「来年のクリスマスも一緒にいられたらいいね」と桃花は言うが、そうならない事を我々は知っている。

桃華月憚 月華之抄
桃華月憚 月華之抄 特典ディスク付き第1話から第6話収録 8/29発売予定(Amazon)
依人による茉莉殺傷事件(死んでないけど)は、約束を破った茉莉への蒼乃の報復。
それだけではなく、茉莉から(結果として)夜禍にされた蒼乃の過去も絡んでいる。
茉莉も街中で家出中の繭子を助け行動を共にするが、辻堂の連れだとは気付かないし敢えて夜禍であることを追求しない。
放送開始の頃には思いもしない、敵が味方で味方が敵のような混戦模様。
少ないキャラクターの相関を良く練り込んであるが、まだ中盤だから予断を許さない。

蒼乃に操られ茉莉を刺し該当記憶強制消去されるが、不完全に残る記憶に苛まれる依人。
「血のつながった姉弟なんだから」
蒼乃の言う「血のつながり」は一般的な意味ではない。依人に「命」を与えた事を指していると思われる。
記憶の混乱と茉莉への想いか、暴れる依人を鎮めながらの蒼乃の独白が痛々しい。
「せっかく幸せに…」「やり直すの、最初から」
前回のデート、いなくなった茉莉への当て付けと言うほどではないにせよ、蒼乃の入院中に依人が茉莉にした事と同じように、いやそれ以上に依人と平和に暮らしたいと願う蒼乃の気持ちからだろう。
訪れるべき平和な日常を、過去のみならず現在も壊した茉莉への憎しみが湧いてきている。
「私、行かないと…」
依人を家に残し、蒼乃出動。

辻堂の元から家出した繭子も夜禍。
突然の日射に灼かれたところを茉莉に助けられる。
茉莉も腹に刺し傷を負ったままだが「約束破っちゃったから、刺されて当然だから」と夜禍の力で直そうとはしていない。
傷を受けながらも、敢えて立ち去らぬ意思のようなものが感じ取られる。
そしてお互いに夜禍であることの事情は、詮索しない二人。
街中を歩いているところを紗絵に目撃され写真まで撮られ、真名、そして蒼乃の知るところになる。
(以下余談)金田朋子は桃井かおりをイメージして演技しているそうだ。
http://kape.workarea.jp/sola_web02/cgi-bin/sfs6_diary/sfs6_diary.cgi?action=article&year=2007&month=05&day=28&mynum=50(余談以上)

絡み合う伏線の中、地味な幼なじみキャラ、3番手のヒロイン真名の視点でのパートが注目される。
クラスで倒れた依人への心配から始まり、依人を家に囲って会わせない蒼乃の態度への疑問。
頑なに面会を拒み、日光に火傷した蒼乃を訝しく思ってきたようでもある。
「何だか変なんだよね…」
蒼乃と依人にだけではなく、自分含めて周囲で急速に動く事態に違和感があるのだろう。
何も知らぬ一般人がこの急展開に巻き込まれて行く、そんな戸惑いを象徴するキャラクターだ。
以前の記事で真名がラスボスなら…と書いたが、多分それは無いにしても戦いに絡んで終盤のキーキャラだと予想しておく。例えば真名瀕死、こより懇願、蒼乃逡巡、茉莉消滅。

蒼乃と繭子の隠れる路面電車の車庫に、ラスボス蒼乃の登場。
月光を背に浴び屋根に立つ蒼乃は、魔物退治の舞(Kanon)のよう。
紙飛行機の飛び道具を持つ綾乃が強そうだが、家に忍び込んだ真名からビンタされて覚めた依人、真名、繭子を探す辻堂が乱入した混戦の予感。

脚本は上江洲誠。第3回の感想でも書いたが、伏線整理しながら繋げる脚本は上手い。
単なる繋ぎ回に見せないのがミソ。
そして絵コンテはローゼンメイデン監督の松尾衡。

5/30追記
DVDリリース情報では放送全13話に加え、第4巻に「DVDオリジナルエピソード超!番外編(仮)」第5巻に「DVDオリジナルエピソード(仮)」を収録、全5巻各3話収録


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アバンの潜水艦内のシーン見たときは、沈黙の艦隊のパロでも持ってくるのかと思ったが、新ライバルキャラ登場と運動会をミックスして、手堅く1話に構成してきた(原作コミックは知らない)
ミックスといってもグダグダになる事はなく、Aパートは新キャラ(これが三河のお坊ちゃま)中心にサブキャラ、特に委員長とシャークが良い味を出しており、新キャラ登場の紹介に過ぎないパートを充分楽しませてくれる。しかもダレる暇なく、スピードも速い。

前話の「激突」を引きずって、燦と留奈のサヤ当て(まあ、もっぱら留奈から仕掛けるだけだが)と、親衛隊同志の争いがバックグラウンドで描かれている。
しかし前話に比べると随分沈静化していて、新キャラのエピソードの邪魔にならないように上手くレベルダウンしている。
幼い頃に三河が燦を好きになった回想で、地中水路を潜水艦に乗り埼玉までやってくる経緯を手短にまとめていたが、燦の「極道ままごと」には笑わせてもらった。
委員長のサーブや巡の「逮捕!」、シャークの「食べていいよね?」留奈の「ムンクの叫び」など、サブキャラのネタも忘れずにキッチリと折り込んでくる。
委員長はメガネを取ると美人の設定に間違いないだろうから、この先絡むエピソードがあると面白い。
巻ちゃんは残念ながら今回お休み。

金と権力で従えさせる三河も、燦から諭されて修行をしてくると一旦引き下がるが、翌日転校してくるのは想定内。
Bパートの運動会競技に、そんな三河と永澄の燦の奪い合いをストレートに乗せてくる。
ここでもサブキャラの活躍。
出番の少なかった委員長はアタフタでスルーされながらも、活躍多し。巡の学ランは似合いすぎ。借り物競争で燦と留奈を選び迷う永澄を、巡は逮捕連行してゆく。
永澄母はダンディー政さんに愛情弁当。
サルはエサと金に釣られて、三河の草履取りに成り下がる。
個性的なサブキャラ揃いのところに、次々と新キャラ登場で収拾つかなくなるかと心配されたが、今のところは心配ない。個々のキャラも薄くならずに、絡みながら濃さを増している。
三河が永澄のライバルというか、ネタキャラ(うる星やつらの面堂ポジション)のせいか話が重くならないし、何よりも永澄ハーレムが増殖する心配がない。
そういえば面堂は閉所恐怖症だったが、三河は逆か。

対決のオチは、最後のリレーは突然の豪雨に先行する三河がシャチ化。燦と留奈も人魚化。
三河の手下になったサルの操る潜水艦がグランドに浮上。勝負の結果はつかず。
燦の「眠りの歌」で全員の記憶も消えた…

そんな今回は柿原優子脚本。今までは上江洲脚本が多いが、第6話の巡お当番回以来。
「かみちゃまかりん」もあるから、このシリーズであと何話書いてくれるかわからないが、楽しみにしている。
グロスではなさそうだが、AIC宝塚の制作が多い回だった。モブキャラなど少々怪しいところもあるけれど、止め絵でヒロインたちが崩れないから問題ない。
それでも、Bパートは良く動いていた。
制作の苦労はあるだろうが、監督のサービス精神や視聴者に楽しんで欲しいと思って作っていることは、作品の出来上がりから充分に伝わってくる。
絵コンテ:稲垣隆行(砂ぼうずの監督)、演出:仁品寺義人
演出の方は知らないのだが、今回は細かなエピソードも過不足なく演出してバランスの良い回だった。

前話の激しさから比べると、今回は物足りないと思った方は「瀬戸の花嫁依存症」
放送を生で見て、月曜日は会社学校に行けない人が続出しそうだ。
そんな人は「瀬戸の花嫁症候群(シンドローム)」
どちらも医者では治せない。
瀬戸の花嫁 第1巻(初回限定生産盤)瀬戸の花嫁 第1巻(初回限定生産盤) 7/25発売予定(Amazon)
今期は2クールもの多いし弱っちゃうな。出来の良い作品が多くて、予想外にDVD購入費がかかりそう。
カミナの死を受けて、雨の降り続く第二部の重い始まり。
ダイガンザンを奪い、ヨーコの強い想いから「大グレン」と改称されたが、出力不足で安定しない。
すさんだシモンの心を表すような、今までに見られない外道の如きトドメの刺し方。
シモンとキタンの言い争い、シモンに愛想を尽かし気味の団員たち。
核を失い、バラバラな大グレン団の光景を尺を取って描く。

「10倍返しじゃなくて、10倍心に穴を開けた」カミナの死。
八つ当たり気味で救いようのないシモンの幼さに対比して、精一杯自分を保とうとするヨーコは気丈に振舞って見えるが、その頑張りが痛々しい。
今までの村々を守る戦いに、多くの仲間を失ったヨーコは、落ち込む暇もなく次に向かってゆくポジションになるのだろうか。
周りの誰かの手、新たな事態でしか自分を成長させて行けない少年の物語の主人公として、これからシモンは良いキャラ立ちしてくると期待される。

シモンの荒れた戦い方に、グレンラガンも安定せずエネルギーが逆流する。まるでグレンラガンが嘔吐するかのような表現。
意に反してラガンが勝手に分離し、暴走し崖から落下。
その崖下で、シモンは投げ落とされた箱を開けるが…
中から「ごきげんよう」と少女が登場し、ニアと名乗る。
シモンが顔赤らめてたけど、箱の縁に足を掛けるカット「ぱんつはいてない」っぽく見える。
救出した二人を見て、ヨーコが面白くなさそうな顔をしていたけど、今後の波乱要因か。

そのニアと螺旋王ロージェノム、新たな敵アディーネの関係をもう一方の軸に展開する。
螺旋王の命を受け、ダイガンザンを取り戻しにアディーネの来襲。
アバンでは螺旋王が四天王を作ったこと、人間の性に絶望している事を語っているが、今後の伏線なのだろう。
今まで人を見たことがない、外に出たこともない、「なぜ私は生まれてきたのか」と尋ねた父を怒らせて捨てられたのか、ニアの生い立ちの秘密。
そんな秘密も無駄に引っ張らず、アディーネの襲来を止めに入ったニアは、螺旋王ロージェノムの第一皇女。

螺旋王はヒトなのか?それともヒトでない螺旋王がヒトと獣人を作ったのか?サブタイの「ヒトっていったい何ですか?」が謎掛けのようになっている。
第一部カミナ編に続く第二部は、ニア編と呼ぶことになるのだろうか。
サブタイと次回予告のナレーションは、ニア。
オープニングも変わった。
第一部でカミナが引っ張ったシモンの成長。この第二部でのシモンの成長は、ヨーコの手ではなくニアに委ねられるのではないかと想像する。

ニア役には福井裕佳梨、アディーネ役にはベテラン根谷美智子。
今回の制作は動画工房がグロス請け。
第一部を適度に引きずりながらも、過剰な鬱展開でもなく新事態への移行、バランスの良い第二部の始まりだった。
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前話ホテル・アグスタ警備の防衛線上でのティアナの失敗を受けたフォロー回の、はずが…
初っ端でもラストでもひどい事になっていた。
勿論シナリオ上は問題のない構成だが、自らを「凡人」と称するティアナの努力に対し、救いのない回でもあった。

第6話で「新人に細かい事で怒鳴ったりするよりも模擬戦できっちり打ちのめして教える」って、なのはが伏線張っていたから驚きはないものの、ここまでティアナを落とし、なのはを黒く描いて四半世紀前のスポコン漫画のようだ。あっちは愛が感じられたが、こちらはまだ色んな伏線散りばめただけなので、なのはの指導に愛情が感じられない。
視聴者にこんな思いを抱かせるのだから、シリーズ構成・脚本としては成功だろう。

ムキに見えるほど練習に打ち込む、ティアナの過去が明かされた回でもあった。
優秀な魔道士だった兄の殉職。それを無駄死にと評価する周囲の眼。そのコンプレックスが人一倍の努力を生んだが、優秀揃いの機動六課に配属されてトラウマが蘇えったか。

そんなティアナの早朝練習に付き合う、明るくめげないスバルのキャラとの対比が印象的な演出であった。二人の演技も良好。
しかしなのは相手の模擬戦では、訓練と違ってティアナの隙を突くような接近戦が気に入らなかったんだろうか。
自分と同じポジションのティアナの行動に危惧があったのだろう。
また次回は、なのはの回想回か?きっとこの時に自分が犯したミスと重なって、余計にしかも静かに怒ったのではないだろうか。
「おかしいな…二人ともどうしちゃったのかなぁ…」
「喧嘩じゃないんだよ…練習通りやろうよ…」
「少し、頭冷やそう…」クロスファイアー連発
ティアナ、撃墜されました…
次回にフォローがあるのだろう。

そんな黒い反面、ユーノと顔赤らめて話してたけど、やっぱり付き合ってるんだろうか?
フェイトとユーノの会話に割り込むように入ってきて、フェイトは気を利かせてエリオとキャロを連れてどこかに行ったけど。
なのはにとっては今でも「ユーノ君」「フェイトちゃん」
公式ではユーノと付き合い、ベッドではフェ…となんだろうか。

ジュエルシード見たフェイトの感想とか、ユーノって何者とか、映像での回想シーンがないから一期二期見てない人には、わかりにくいかもしれない。
ところで、アリサとすずかちゃん出して欲しいんだが…

絵的には何にも必然性はないけれど、スバルとキャロの入浴、サービスシーンご苦労様です。
前回よりは作画持ち直し。

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兄を殺された恨みにより和麻を憎む操を依代(よりしろ)として、人の精気を集める「天使」ミハイル。
当然のごとく操はミハイルの騙されていたわけだが、そのミハイルの目的はいまひとつわからない。
「星と英知の名の下に」と詠唱呪文らしき事を言っていたから、和麻のコントラクターになるまでの経緯と絡めて、この先の伏線になっているのだろう。

その集めた精気で竜(ブリトラ)を召還。
中にいる操を傷つけぬように竜を倒さなければならないと、和麻の方針に綾乃は反発。
ピンチを助けられながらも「何で操にこだわるの?」「何で私を助けるの?二股かけるの?」
何もわかっていない様子。
その理由、一応アバンで和麻の回想シーンで伏線になっている。

「誰も死なせない、皆助ける」「5分持たせろ」
綾乃を助けた際に傷を受けた和麻の言葉、自分を見てくれた事に急に元気になる綾乃。
バカなのか純粋なんだかビッチなのか、良くわからないキャラ立ちしてきた。
ヒロインだけど、これでいいのか?
この先、終盤はデレて、ラストはまた勘違い突っ走りネタでオチると見た。

綾乃&和麻の青い炎「神炎」の力で竜を倒すが、敵キャラのミハイルも全然いいところなし。
何のために出てきたのやら、ミステリーっぽい展開に一瞬期待したミハイル・操編だったが、結局はミハイルもザコキャラに過ぎなかった。

綾乃でなくとも気になる和麻の操への執着だが、アバンで触れた和麻の幼い頃のエピソード。
宗家の次期当主でありながら炎を使えず、一族の子供たちから苛められていた和麻を庇ってくれたのが操。その恩を今まで感じていたと。
救われた操の「死んで償いたい」との願いに「生きて、まず俺に償え、その体で」と和麻。
綾乃に言われるまでもなく、外道です…
でも出家などせず、和麻の奴隷になり尽くす操シナリオも見たい気もする。
それでますます綾乃の勘違い妄想・暴走エスカレート。随分と尺が稼げると思うけど。

視聴者には、操の全裸シーンサービス。
レ○プ後にしか見えないが。
出家した操を訪ねる和麻・綾乃・煉の尺が長かったが、操の再登場を匂わせる引きだと考えておこう。カタルシスには遠い操編の終わり。
綾乃の「必殺!煉バリアー」が最強だった。

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何を今さらと思われるだろうが、週刊文春5/31号(5/24発売)では最近の少女コミックの過激な性描写をモノクログラビア見開き2ページ、特集記事4ページで伝えている。
読者層は40代前後、小中学生の親の世代向けになっている。

モノクログラビア頁で何誌かの中身
・僕は妹に恋をする(青木琴美) 電車内での兄妹愛撫
・甘濡れEve(佐々木柚奈) 図書室内での自慰
・甘い情事(佐々木柚奈) 海中での性交
・レンアイ至上主義(水波風南) ソファーの女性を愛撫
その他表紙のみ数冊

記事のポイント
・「少女に読ませたくない少女コミック雑誌」PTA協議会の調査では、1位「少女コミック」2位「ちゃお」以下「なかよし」「別冊フレンド」
・以前の少女マンガは「恋愛以前」を描くラブコメ
・「快感フレーズ」(新條まゆ)のヒットで市場のタガが外れた
・時代的には「プチセブン」などの過激なティーン誌が登場した頃
・雑誌・書籍の売れ行き不振が、少女コミックのエロ本化に拍車をかけている

編集部がやった事は
・書店に並ぶ少女マンガを片っ端から調査して、代表的な数誌の印象を列挙
・評論家の意見(さかもと未明、鈴木めぐみ、南信長、藤本由香里、武居俊樹)
・親子千人にアンケート
・集英社広報室、小学館担当者のコメント

以下、筆者コメント

少女向け市場は、少年向け市場を10年以上先取りしていると言う。
しかしこの問題に関して、少年向け市場が後追いをする事は無いだろう。
少年向け市場では直接的な性行為描写はなくとも、キャラに「萌える」代償行為で上の年代まで引っ張れる。
さらに青年誌・成人誌とセグメントが出来ている上に、監視の目も厳しい。
少女が「萌え」で性衝動を代替できるか、それはわからない。
少女向けの上がレディコミに一気に飛んでしまう供給側のセグメントギャップが解消されないと、少女コミックのエロ本化は止まらないのではないかと思う。

一応は小中学生の親に実態を伝えると言う体裁を取っているけど、なんだか編集部自身の言う「物凄いSEX描写」のあるコミックの紹介ではないか。
コミックのストーリーを語らずに、性描写だけ取り上げるのも興味本位で偽善的ではあるが、文春らしい。批判・警告じみた記事を隠れ蓑に、不況の出版業界に対する文春のマッチポンプでないことを祈る。

以下付録
記事に取り上げられたコミックのAmazonリンク、いわば文春セレクション。
購入に年齢制限はないが、少女たちの性描写に興味のない方のクリックはおすすめしない。
各作品の内容についてコメントする材料がないので、Amazonのレビュー記事でも参考にしてください。
僕は妹に恋をする/甘濡れEve/甘い情事/レンアイ至上主義/快感フレーズ/囚-愛玩少女-/ラブセレブ/禁断/楽園男子/げっちゅー/えっちぃ放課後/蜜×蜜ドロップス
学園祭での公演クライマックス。
声帯マヒで舞台上で声が出なくなった野乃に焦るばかりだった麦も自分を取り戻し、思い切り良い演技。理咲たちも自分の役を演じると同時に、アドリブ入れながら麦へのフォローも欠かさない。
舞台上の演技が観客たちを引き込んでゆく、会場の一体感が伝わってくる。
あまり説明がなくても演劇に関わったものであれば、この感じは伝わってくるだろう。
麦、渾身の演技で万来の拍手とカーテンコール。

凝った演出もないし、シナリオもストレート。
そして劇中劇の書き下ろし「ひとひら」は、野乃が期待する麦の現在進行形の脚本だから、こちらもストレート。
昔の野乃、こうありたいと思う自分を麦に投影した脚本なのだろう。
客席の麦の親友、佳代ちゃんが良い味出している。オリナルはいまひとつか。

会場の人気投票の結果は「演劇部」の勝利。
あの投票箱にボールが40個以上入るとも思えないが、気にしないでおこう。
開票立ち会いの生徒会長(CV:斎藤千和)応援団ノリというか、仁侠の人ですか?

Bパートは学園祭の片付け進むのを余所に、演劇研究会の反省会と解散。
研究会を立ち上げた頃の回想。
卒業して行く3人は、研究会を麦と甲斐の2人に押し付けるつもりはないから、勝っても負けても解散のつもりだったと理咲は言う。
野乃は納得していないように見えるし、麦も「もっと一生懸命やっていれば」と後悔があるようだから、この辺を軸に構成してゆくのか?

良い最終回でした…違う
いや本当に最終回でも良いのだが、原作知らないから何やるのだろうか?終盤に注目。
派手さはないが、丁寧に作られた小品。ちゃんと制作スケジュールを確保できれば、XEBEC M2クラスのスタジオでもこれだけ作れる。

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双子ちゃんの妹、プリネシカのお当番回。
日高真紅の脚本は原作をベースにするも、サブタイが示すプリネの真実を明かす舞台に学院を選び、学生のオルファンをオリジナルで登場させている。

告白の伝説の場所、学園のバルコニーに呼び出しの手紙を受けたプリネを軸に描くが、ツゲ事務所の面々がやたらと賑やか。
ペルセが事件を事務所に報告するものだから、学院の卒業生であるユフィンリーの先輩風や用事もないのにやたらと実体化している契約精霊ヤーディオとユフィンリーの鉄拳など、我が事でもないのに盛り上がっている。
何か思い当たるのか、対象的に無口なコーティ。
これだけでAパート引っ張っちゃったけど、まあ何とか見られた。
でもペルセなんかのキャラの崩し絵は、効果的ではないと思うけど。元がカチッとキャラ描けてないから。

プリネが約束のバルコニーに向かった当日、我が侭な紅いお姫様はフォロンを強制的に学院に同行。悪く言えば覗き見。
オルファンのフルートに「プリネの半分にしか届かない、半分しか理解しないからだ」とフォロンに語るコーティ。プリネも自分の立場を思い出し、オルファンの申し出を断る。
その種明かしは、フルートを追いバルコニーから落ちかけたオルフェンを助けたプリネが発する精霊羽根。

アバンで触れていたが、助かる見込みがない幼いプリネ。
父の契約精霊であるドーリスラエ(CV:小野涼子)が命の提供を申し出て救ったから、半分人間で半分精霊という特殊な命である事はわかる。
原作読んでいればわかるけれども、これだけの伏線では説明が足りないかもしれない。
ちょっと補足を兼ねてネタバレ
・ペルセは大丈夫だったのか? プリネの瀕死の重症に比べればマシ
・何で怪我したのか? 「嘆きの異邦人」戦争のため
・ドーリスラエは何で寿命が短い? 上の戦争で神曲の支援無しで戦い消耗したから
・なぜ神曲なしで? 契約楽士(双子の父)は娘の怪我で病院に駆けつけたから
・プリネが神曲聞くと? 通常の人間より影響を受けやすい

プリネの正体が明らかになっても、諦めずに前向きに捉えて次の機会に賭けるオルファンのオチは綺麗ではあった。
このシリーズ、日高脚本は安定している。他の方々がイマイチって感じだけど。
来週は絵が良さそうだが、果たして築地脚本は?

神曲奏界ポリフォニカ 1 初回限定版
神曲奏界ポリフォニカ 1 初回限定版 7/11発売(Amazon)
季節は遡って、冬。
学園はスケート大会で、のどかそうな年末の一日の出来事だが、由美子の中で蠢き始めていたジュナがセイ=桃花への復讐を遂げようとする。
体内にジュナを宿す由美子とセイを宿すジュナ。リスクを犯してまで同じ家の中にいるのは鬼梗の差配か、器は同じ守東家に封印していると言うことか。
寧々は、その監視役か。

床に臥せっている事の多い由美子だが、雪の庭でじゃれる桃香と桃花を見て頭痛に襲われる。
ジュナの魂が、兄イサミヒコを殺した(と思い込んでいる)セイへの嫉妬で狂うのか。
庭のリンクで一人スケートをする由美子の「由美子には桃香、桃香には由美子」
それを見る当主の清春の「私にはユリコ、ユリコには私」とのつぶやきの理由は、まだわからないが、今回のジュナの騒乱に関わっているようにも見える。
誤って銃で打たれるユリコ、眼に何かを入れられる清春の回想シーンがあったので、この先でもう少し明かされるのだろう。
清春も実体のない由美子を、ユリコと思い込んでいるのかもしれない。
兄妹の設定ではあるが、由美子もジュナの器に過ぎないだろうし、清春は単なる管理人に過ぎないのかもしれない。第1話で、眼から何かを出した清春と由美子(ユリコ)のオチがわからないまま。

スケート初心者の桃花は可愛いが、その桃花を指して「スケート処女は私がいただきます」とか「初めては凄く痛い」とか大声で連呼する真琴には苦笑だ。
全体に重いシリーズで、変わらずに愛くるしい真琴の存在は安らぐ。
いつもながらの二宮の妖怪三姉妹と章子の対決。今回は雪合戦。
間に入った春彦の道化は止まらない。この三枚目キャラで最終話まで行ってしまったが、二枚目キャラ、桃花の許婚キャラはどこかで見られるのだろうか。

その桃花のスケート処女は遅れて来た桃香によって奪われたが、それを察するジュナのエネルギーが地に満ち、池の氷を砕く。
池に落ちた桃花を追って桃香が飛び込み、結果は二人とも助かったのだが、二人を寝かした屋敷の部屋の片隅にはトドメを刺しに来た由美子=ジュナ。
気付いた桃香が止めに入るが、桃香の首を絞めて暴走が止まらないジュナは前話(第7話)に続く。

ジュナの暴走の発端の回ではあったが、もう少し遡ったところの伏線まで行かないと詳しい事情はわからない。
それよりは今回は、Aパートのエロの極致を賞賛しておこう。
桃香を自らの布団に誘う由美子。マッサージ(自称)を桃香に強要。
反対側に桃花を誘い、桃花を由美子がマッサージ(自称)
3Pになって、桃花は桃香からの間接ペッティングの想像も加わって逝ってます。
もちろんのこと由美子はヨダレ垂らしてましたが、ジュナの魂を鎮める為には、母と思い込んでいる由美子にこんな事もしないとならないのか?
でも桃香は逝ってないんじゃないか?桃香不憫…

「直接していないのに、直接するよりも感じる」この描写、原案のゲームにあるのかわからないが、アニメ表現としてはアダルト向けよりもエロいかもしれない。R-15相当かな。お子様にはおすすめできない。

ゆめおぼろ/この世界がいつかは
TVアニメーション「桃華月憚」オープニングテーマ ゆめおぼろ 6/20発売予定(Amazon)
TVアニメーション「桃華月憚」エンディングテーマ この世界がいつかは 6/20発売予定(Amazon)

今回は茉莉の影を追い求める依人と、3ヶ月の間に力が戻ってきた蒼乃の、一見ラブラブな日々。
二人夜の街を歩くが、依人にとってはセンチメンタルジャーニー。
しかしこれで吹っ切れたと認めたか、蒼乃は外していた空の写真をリビングの壁に戻す。
依人とのデートの前、懸命に衣装選びとヘアメイクの蒼乃が可愛らしい。
雨の放課後、蒼乃に取っては良い天気の午後、校門に依人を待つ蒼乃の足もとは長靴。
デートシーンが続き、今まで出番の少なかった蒼乃姉さんの当番回かと途中までは単純に見ていたが、そんなやわなシナリオではなかった。

姉のデートにマメに付き合う依人はシスコンと言うより、外見は恋人で実体は付属物みたい。
回想シーンから察するに、今の依人は依代(よりしろ)
過去に「依人」を失った蒼乃が、その魂を封じた器。
その二人の穏やかな時間に、蒼乃の運命を変えた(もしかして依人の運命に関係した)茉莉がいては心休まらない。
依人の前から消えた茉莉だが、夜の車庫の電車内で蒼乃と約束していた事だった。
「もう二人の前に現れない」
しかしトマトしるこの縁か、コンビ二で出会ってしまった茉莉と依人。

蒼乃の手を振り払い茉莉を追いたどり着いた廃屋には、家出した(辻堂:談)眠る繭子。
そしてそれを保護するかのような茉莉。
追いついた依人の「まだ約束果たしていないから、茉莉に空見せていないから」
でもこれはBパート冒頭の朝食風景、蒼乃が午後のデートの確認で依人に「約束、覚えてる?」
この約束を、依人は途中で破った事になる。止める蒼乃の手を振り払ってまで。
蒼乃の「約束、覚えてる?」もアバンでの「うそつき…」も、久弥にしてみれば Kanon のセルフリスペクトだろうか。

伏線の張り方が細密で、この先の展開も人物の相関も予想するのは難しい。
どうも Kanon をプレイして何回目かの頃に受けた印象に似ている。
久弥シナリオ(原案)の共通点はあるにしても、この sola が、シナリオ分岐型アドベンチャーゲームから派生したアニメ作品としか思えない構成だからだろうか(一応アニメオリジナルと言うことになっているが)
キャラクター設定もゲームっぽい。
茉莉=謎のメインヒロイン、蒼乃=義姉?、真名=世話焼き同級生のマルチヒロイン(こより・繭子は攻略対象外)ライバルキャラは辻堂だろう。

典型的な無自覚主人公、依人のフラグ立てとシナリオ分岐も進んでいる。
ゲームシナリオだと一番安直にフラグが立つタイプで、食事の支度をしてくれる世話焼き同級生の真名には、依人は興味がないもよう。
今のところはメインヒロインの茉莉ルートの一本道。茉莉のエロいイベントを順調に消化。
今回依人が、雨のコンビ二で手を引き止めた蒼乃の手を振り払っていなければ、穏やかな日常で蒼乃ルートに分岐していた事だろう。
しかし、約束を破り現れた茉莉への怨念か、自分を裏切る行動に出た依人への呪いか、雨の中取り残された蒼乃のつぶやき「依人…」
蒼乃の念に操られた、依人の持つガラス片が茉莉を貫くエンド。
茉莉は死なないだろうが、精神的なダメージが大きいだろう。バッドエンドってのはないだろうが。

そして繭子の存在も謎だが、辻堂と出会う伏線も着々と張られている。
同級生の会話での「夜禍」とか、蒼乃が真名のレストランに行きたいとか。
まずはレストラン近辺で真名が出会うか?その線で依人・蒼乃に絡んでくるか。

以下余談
どうもゲーム化が予定済みなのではないかと、勘繰ってしまう。
アニメをゲーム化するのではなく、メディアミックスと言うか、そもそも久弥の原案をアニメ化したこの作品と、共通の原案でゲーム化した作品の両方があるのではないか?
すぐに出るとは思えないが、久弥 x 七尾 を何処が射止めるか?
CIRCUS はありえないから、nimori か?久弥 x 七尾に新海誠のムービーも見てみたい気がするが、敢えて Leaf と予想(妄想)しておく。全年齢向けにアクアプラスのブランドかもしれないが。
※これは妄想です。ソースも根拠もありません。

同じ日に「桃華月憚」と両方見ると、脳が疲れていけない…
ちょうど似たようなシナリオパートやってるし…

 sola color.I 初回限定生産 ◆初回版全巻予約購入特典:七尾奈留 描き下ろしテレフォンカード ※締切 6/20まで※◆
sola color.I 初回限定生産 ◆初回版全巻予約購入特典:七尾奈留 描き下ろしテレフォンカード ※締切 6/20まで※◆ (Sofmap)
『sola』DVD全5巻セット<初回限定版> ※キャラアニオリジナル特典付き 2007年6月10日まで

『sola』DVD全5巻セット<初回限定版> ※キャラアニオリジナル特典付き 2007年6月10日まで
Key 久々の新作「リトルバスターズ!」
販売店では既に予約が始まっているが、価格重視ならともかく、ショップ特典の詳細待ちのユーザーも多いことだろう。
ちょっと聞こえてきた噂など。

【根も葉もない噂その1】
キービジュアルや媒体の露出で判断すると、今までのKey作品にない「萌え」要素が強くなる?
いわゆる「泣きゲー」で括られてきたKey の転機か?

【根も葉もない噂その2】
初回製造ロットは10万本のオファーが出ている。
もちろん本日現在ではマスターアップしていない。
堅めの流通業者の予想では、初回5万本の販売予想が囁かれている。

【ショップ特典】5/21現在
Sofmapはオリジナル特典詳細未定
キャラアニはピローケース
アニメイトは能美クドリャフカ限定フィギュアフィギュア
メッセサンオーは描き下ろしオリジナル特典
古川電気はオリジナルテレカ
ラオックスは企画中
とらのあなはオリジナル特典詳細未定



6/1 リトルバスターズ!体験版公開

6/5追記 ショップ特典はアキバOSさんの記事をご参考にどうぞ
アソビット、リトバス特典のイラストが公開「充分エロイよね」「エロイね」
前話の流れのまま、燦派 vs ルナ派の対立による学園紛争。その決着パートとして燦とルナの歌勝負を繋いできた。
シリーズ構成から見て順当ではあるが、この1話だけ取り上げるとバランスが良くない印象がある。
Bパートは劇中歌のプロモを兼ねたステージシーン中心だから、ヒネリも少なくて仕方ないかと思えるのだが、Aパートのテンポが悪い、いやキレがない気がする。
悪い感じはしないが、もっと派手に盛り上がると思った歌合戦の回にしては地味な感じを受けた。

派閥間対立、両派から追われる永澄、巡や委員長を筆頭にした女子一同の吊るし上げ、サル老師のアドバイスなどポイントは多いのだが、前話とかぶる部分もあり、各シーンに意識が分散してエピソードが立ってこない。
これまでにキャラ立てていた巡に役割を集中するか、委員長のキャラを立てても良かったかと。
また、オチがアッサリしすぎた感があるので、瀕死の重症の巻や瀬戸組の伏線を膨らませておいても良かっただろう。
1話全てを歌合戦に充てるのは、尺が長すぎるので悩ましいところだが、Aパートに工夫が欲しかった。

歌合戦のBパートは最近では LAP 、らぶドルで見かける手法で、何曲かワンコーラス丸々聞かせる、プロモ風な演出。
観客を○禁マークで隠すのは省エネ制作とギャグ演出だが、ヘッドバンギングのシーンで伏線張っているから、多くの視聴者は脳内で「ああ、オタ芸(ヲタ芸)で飛んだり回ったりしてるんだろうな」と勝手に補完しているから問題ない。
しかし、燦の歌でパワーアップした永澄が観客の両派を倒すところが線画ってのは、ギャグだろうが寂しい。全部ケンシロウ風に描けとは言わないけど。

客席のシャーク(CV:子安武人)が予想外に多いのは嬉しい。
政役の村瀬克輝と共に、声質だけで価値がある男性声優が揃っているのは魅力。
そういえばこのシリーズでは、通販番組ネタはやってない気がする。
水島大宙も、今回のパワーアップ永澄で演技を変えて来たが、こんな感じも悪くない。

演技面での腹黒ルナには慣れてしまい違和感も驚きも無いので、旬は短いって事だろう。飽きっぽい視聴者相手に、シリーズ終盤までキャラの寿命を上手く繋いでくれることを期待する。それとも途中退場もあるのかなあ?
ライバルとして以外にも、燦のしとやかさが対比で強調されて、ルナの登場には一定の意味はあった。瀬戸組と江戸前組の全面抗争に向けたエピローグかもしれない。

ひとまず巻襲撃事件は、巻の自爆による自作自演でオチ。
前述の通り、大騒ぎの割にはアッサリしすぎている。
ここに巻のトラウマなんかを(あればの話しだが)からませて、カタルシスを見せても良かったかと思う。それとも巻に関しては、この先のお楽しみか?
何となく和解したルナは永澄の家に同居。
次第にハーレムになってゆくが、いいのか?
巡が「正しい青少年のルールを教えてあげようか」で粛清してくれる展開に期待。

この先の放送予定(テレビ東京)見たら、次週第9話は世界卓球の延長が危険。
第10話は通常。そして6/10は放送休止で、1週遅れで第11話は6/17放送。
6/10は、時間繰り下げはあるが放送に変更。6/24が休止になっている。最新情報をご確認願う(5/27追記)
ひょっとして愛知が最速になるのだろうか。今期は関東地区以外で最速が増えた気がする。


「瀬戸の花嫁」ライブソング SUN「your gravitation」「瀬戸の花嫁」ライブソング LUNAR「Lunarian」


「瀬戸の花嫁」ライブソング SUN「your gravitation」 5/23発売(Amazon)
「瀬戸の花嫁」ライブソング LUNAR「Lunarian」 5/23発売(Amazon)
追記:限定発売数各3,000枚
既にAmazon では予約数オーバーみたい(5/21 17:00)
ネット通販では完売続出(5/22 18:00)
店頭では発売日前日にほとんど売れてしまった感じ(5/23 05:00)
実は楽観的なオチを予想していた。
しかし、一瞬のカミナ復活の気配を見せたあとの終末。圧縮したシナリオで軽いジェットコースター展開で、1話あっという間に過ぎた。
公式ブログによると、これで第一部完。旅立ち~カミナ編の終わり。シリーズは3部構成だろうか。

今までに伏線は張っていたが、ヨーコのカミナへの気持ちと、シモンのヨーコへの気持ち、これが交わらない悲しい結果になった。
この話中でも、カミナとヨーコのキスを目撃したシモンの動揺がBパートの波乱への伏線になっている。
ヨーコも珍しく銃の手入れをリーロンに任せたり、シモンに言い澱んだりと揺れる気持ちを描いているが、作戦に影響を与えないのは女の強さか、それともシモンの同様を対比で強調する演出か。

ダイガンザンに合体して、その機能を乗っ取ったラガンだが、ヨーコとカミナのキスに動揺したシモンの集中が続かずにコントロールできない。
駆けつけたカミナの鉄拳で目覚めたシモンがコントロール取り戻すが、その隙にグレンはチミルフとヴィラルの逆襲に遭い、カミナは瀕死の重傷。
再びの動揺で暴走し始めたラガン&ダイガンザンのシモンに、カミナの一喝で安定を取り戻す。
グレンとラガンは合体で、必死の抵抗のチミルフとヴィラルを撃破。
今まではカミナのグレンラガンだったが、この瞬間はカミナとシモンのグレンラガンだと思えた。
カミナの復活に「何だ、やっぱり日曜朝からアニキを殺すようなシナリオは書くまい、ガイナックス」と思ったのだが、カミナ死亡。
コックピットで目を閉じたモノクロームの線画カットは、力石徹の最後にダブって見えた。

アニキを送る今回の制作体制は磐石。
脚本:中島かずき、絵コンテ:今石洋之、演出:大塚雅彦、作監:錦織敦史
引きの余韻がもう少し欲しい気がしないでもないが、台詞なしの雨音のみの演出も良いだろう。
スペシャル回の位置づけか、タイトル絵はラストに持ってきた。
これだけの仕上がりに文句はない。

カミナはヨーコに10倍返しすることなく逝ってしまった。でも不器用なカミナの10倍返しって何だったんだろうか。
尖ったキャラのアニキがいなくなった第二部はどのようなものか?
次回予告では新キャラのナレーションだったが、私の頼りない音感では能登麻美子。 福井裕佳梨でした。ガイナックスだから、さもありなん。
アニキの「燃え」から、お姫様風キャラの「萌え」方向に展開か?

余談:第6話「てめえら全員湯あたりしやがれ!!」の総集編部分は、放送できないカットの穴埋めのようで、不完全版。
DVD第3巻に収録される第6話のサブタイは「見てえものは見てえんだ!!」これが本音。
テレビ放送版は映像特典として収録(笑)
一応、未公開シーンを加えた「解放版」と公式なコメントだが、本物はこちら。
放送版サブタイの「てめえら」ってのは、話中の獣人に向けた言葉じゃないんじゃないような気がしてきた。それが誰とは言えないが。
やはりテレ東の休日朝の少年アニメとしては、色々と描きすぎちゃったんだろう。DVDとはいえ、キチンと落とし前をつけてくれるガイナックスは好きだ。
天元突破グレンラガン 3
第6話(解放版)「見てえものは見てえんだ!!」収録 DVD天元突破グレンラガン 3 9/26発売予定(Amazon)

酷いね、今回は。作画もシナリオも。
2クールのシリーズ構成も、今のところは成功しているように感じない。
グロス制作(制作協力)は、JCF。
テレビシリーズのグロス請けするほどの体制があるとも思えないのだが。
ポリフォニカや銀画屋の事を思えば、まだマシと思えるけれども、そもそも比較される事自体が問題。あっちはあれで安定低空飛行している。
単純なドローンやメカは崩れようも無いけど、アップのキャラがシーンによって違うのは致命傷。
いろんなところに原画をばら撒いたんだろうけれど、作監修正も出来ないのか間に合わないのか。
制作開始告知からのスケジュールに余裕はあったと思うから、制作デスクの問題なのだろう。

いよいよ登場のシグナム・シャマル・ヴィータの変身バンクは、別に制作したものだと思う。
なんだ、ザフィーラは変身しないのか。ちょっと残念(笑)
喋った事に驚かれたザフィーラ哀れ…
謎の召還魔法少女、ルーティシアの変身もキッチリ見せて欲しいところ。
そのルーティシア役は、アルフ役から桑谷夏子がスライド起用。アルフは出番なさそうだし。
同じく出番なさそうだと思っていたユーノが、オークション鑑定士で登場。ゲストで終わりだろう。
なのはと進展無いようだが、フェイトに寝取られた?

オークション会場のホテルでの警護任務の機動六課。
実際の会場防衛は新人たち、迎撃はヴォルケンリッターたち。
御大たちはドレスで会場入りで「偉くなるってのはこういう事さ」って感じ。
なのは・フェイト・はやての成長物語は、組織の中でしか描けなくなってしまったような気がして寂しいし、かといって主役を新人に譲る気もさらさら無いように見える構成で残念。
もしも4期があるのならば、やむを得ぬ追い詰められた事情から時空管理局を離れて、それを敵に回す形になる機動六課も面白いのだが。

取ってつけたように、エリートでもスターでもない凡人ティアナの劣等感・疎外感を持ち出してきた。
流れ弾で相方のスバルを傷つけそうになった事で更に奈落に落としているが、今回では救いがまだ無い。
次回以降に持ち越すのだろうが、お当番回をきちんと作ってあげないと中途半端な処理で終わる。
一応、スバルとの関係に絡めて次回でフォローされそうだ。

しかし、あれだけの面々がいながら、スカリエッティの必要な何かをルーティシア&使い魔?に強奪されて気がつかないのも何だかなあ。
騎士ゼストと少女ルーティシアは、スカリエッティとは是々非々の関係か?
手先と言うわけではなさそうだが、何らか共通の目的で表面上は協定しているように見える。
この二人が当面の敵となるのか、傍観者で進んでラスボスなのかわからない。
キャロ vs ルーティシアの召還バトルは見ものだと思うので、期待している。

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和麻への復讐に燃える操に「天使」ミハイルが付け入って、その力を操り何かを企む。
前にも書いたが、兄を和麻に殺されたと思い込む操の心理描写も伏線も弱いから、その行動も浮いて見える。真の敵であるミハイルの引き立て役として、操をそのような描写をしているとしたら演出の意図もわかるが、そんなに計算されたものではないだろう。

演出と言えば、相変わらずの綾乃。
和麻のホテルに書類を届けるのに意識したり、和麻の乱入阻止を買って出たりのお邪魔キャラとして立ってきた。ツンデレの一種として演出したいのだろうが、どこか外しているような気がする。
綾乃の取り巻き賑やかしキャラの七瀬と由香里も、それを煽るだけの仕事しかしていない。
ひょっとして原作も脚本にも忠実なのかもしれないが、絵コンテも演出も何かやりようがあるのではないかと思う。
術使いとお家騒動に少々のサスペンスとラブコメと言った感じで、オーソドックスでアニメ化しやすい題材だと思うが、ひとつでも良いから尖ったところが欲しい。その尖ったところが綾乃の空回りだとすると困ってしまうのだが。
どうなんでしょうか?原作ファンの方々?

そうそう、演出と言えばもうひとつ。
無意味なパンチラはリソースの無駄遣い。パンツアニメじゃないんだから、もう少し見せる(見える)シチュエーションの必然を追求しないと、安かろう悪かろうの典型。
綾乃が蹴り入れたくらいで見せられてもね…
裸体カットも然り。無駄な風呂シーンや霊力を浴びるのに全裸になる必要あるのか?
戦いに敗れてズタボロで、嗚咽や慟哭とともにカットインされれば効果はあると思うけれど。

演出の話ばかりだが、絵コンテとほぼイコールで置き換えても良い。
まだ有る。
人々を襲って集めた霊力らしきものを纏った操だが、ポジションが中途半端。
善意を持ったまま妖気に染まって行く揺らぎを描くか、それとも人の心など捨てて真っ黒に描くのかはっきりしない。
反対にミハイルは表面は天使のごとく真っ白に描き、中身はどす黒くないと悪のボスキャラになりえないのだが、日常描写での真っ白さが描かれていないから、キャラに深みが無い。いきなり対決シーンになる前に、回想などで補完される事を期待する。

大神家自らの責任で操を抹殺しようと廃教会に集結するが、綾乃は和麻の乱入を阻止できるか?
こんな事件の現場でも、和麻を巡って霧香とさや当てする綾乃が痛々しくなってきた。
いやもっと痛々しいのは、そんな綾乃に振り回される煉だろう。
超脚本で2クール目は煉をメインヒロイン(?)で希望!
エンディング変わったけど、キャラソンでも出そうとしているのだろう。
文化祭の舞台、麦の運命の日。
原作コミックの内容は知らないのだが、この舞台の話でシリーズを締めるのかと思ったら、それ以降の話もやるようだ。
確かに、この舞台での麦の演技と心の揺れを描いて終わってしまっては中途半端。

文化祭の当日、演劇部vs演劇研究会の対決を壇上で煽るのは生徒会長?斎藤千和がゲストキャラを当てていたが。
麦のクラスの出し物がメイド喫茶とはベタだが、メイド服に着替えた麦と佳代は一種のサービスシーン。アレが舞台衣装でも良かったのに・・・
でも最大のサービスカットは野乃のネコ着ぐるみ、それにネコパンチ。オマケに去り際に「にゃん」って言ってたが。
メディファクは商売っ気薄いのが歯がゆいが、ネコ着ぐるみ野乃とメイド麦のフィギュアでもライセンスすれば面白いのに。

先攻は演劇部の舞台。見守る麦は当然、緊張の極み。
楽屋の椅子に座ったままで気絶していたのは大げさな演出だが、今までさんざん麦の性格については伏線張って描いてるから、「そんな事もあり得る」と思えて嫌な感じはない。
理咲のアドバイス「(楽屋から)出て行くのは簡単だけど、この半年何だったのか、楽しい思い出もつらく変わる」
野乃のアドバイス「精一杯やった事実さえあれば、つらかった思い出も楽しい思い出に変わる」

もし舞台上で野乃の声が出なくなったら、アドリブで繋ぐとの麦の提案で伏線を張りつつ、Bパートは演劇研究会の舞台。
幕が上がって、舞台は麦のピン立ち。
演出なのかもと思わせるくらい、声が出ない、緊張が客席にも伝わる。
そして野乃の声も突然出なくなり、打ち合わせどおりにアドリブでフォロー。しかしそれを言い出した麦自身が台詞も忘れアドリブどころではない。
「一人じゃない」ってのは麦にもかかるが、ここでは自分の演劇の夢のために舞台にこだわり続けた野乃の心境にかかる。

初主演で緊張の麦、ライバルの演劇部にいながら麦を客席から応援するオリナル(ちとせ)、声帯マヒで声が出なくなった野乃、友達の野乃を心配しつつ表面は敵対する美麗、そして演劇研究会の皆。それぞれを想う気持ちが交錯する舞台と客席。
理咲、桂木、甲斐、麦の気持ちを回想する野乃の想いが通じたか、「一人じゃない」ことに勇気付けられたか、麦の快心の台詞と発声。
ここでエンド。お約束通りで意外性の無い展開だけれども、この作品の性格からか気恥ずかしさも無く納得感は有る。
尺を充分とって後日談と絡めて次回に繋げた。

引きのキャラの作画が怪しいところが有るがアップは悪くないのは、必死の作監の手が入ったか。
制作グロスはフロントライン。

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黒ポリ(ポリフォニカ・ブラックシリーズ)ファンお待たせのコンビが登場。
マティア(CV:茅原実里)とマナガ(CV:小杉十郎太)ってのは、VVVからのリユースですか。
誰?このキャスティングしたの?悪いとは言わないけど、只でさえ世間ではVVV からポリフォニカへの流れはTBSの3軍アニメと酷評されているのに。
キネ版の浅井清巳と大塚明夫でないのは残念であった。
キネ版発売前の販促回としては、まあまあの出来だったろう。

今回の大迫純一脚本は、ワンマンオーケストラ(単身楽団)を持ったヤムナと、理由もわからないままフォロンとコーティの逃亡劇。コーティは楽しんでいるようだけど。
それを追う怪しい大男と無口少女。
しかし今回は中原れいの絵コンテが脚本の単調さを補って、それ以上に動きを見せてくれる。
動画として良く動くと言う意味ではなく、それぞれのシーンに動きがあるから見飽きない。
中原れいと言えば、メカの人で少し前の時代の人(失礼!)だとしか認識していなかったし、このシリーズのバイクやワンマンオーケストラなどのデザインも好ましくは思っていなかったのだが、あのシナリオでこれだけの絵コンテ切れるのには驚き。他の話数で担当があれば嬉しい。

ネタバレにならない程度にポイントだけ挙げておく。
・ユフィンリーの外出の際、オミテックからの電話云々は今後の伏線かも
・この事件でユフィンリーとマナガ・マティアは、顔を合わせないように設定してある
・駆け込むヤムナに事務所のドアが自動で開く
・ペルセの浅知恵とマティアの勘
・フォロンはマナガの持つ鞄が単身楽団だと思いこんでいる
・ヤムナの盗んだ単身楽団の本当の送り先はオゾネのコレクション
・正面作戦を主張するコーティと和解を主張するフォロンの違い
・コーティの精霊雷攻撃に、マナガ弱くないか?
・ヤムナ逮捕、マティアの警察手帳
・マティアは警官らしいが、マナガは神曲楽士だと思わせる
・マナガに「以前どこかで会っていないか?」コーティ
・それはコーティのボケ?本当に覚えていない設定なのか?

今回も原作ファンでないと厳しい内容かもしれない。
Bパートは唐突に水着サービス回かと誤解させておいて、室内プールに突っ込んだあとのゴーグルや浮き輪使ったギャグシーンは古臭い演出。
絵コンテは上述の通りとして、止め絵キャラは相変わらず良くない。
でも何だか話数が進むにつれ、徐々に良くなっている気がする。今回は銀画屋の制作だったかな?放送とともに成長する原画ってのも嬉しいような悲しいような。
やっぱり赤を中心につまみ食いのシリーズにするのではなく、シリーズ構成と脚本はアニメで書ける人を原作者以外で採用し、赤なら赤、黒なら黒で各4話完結くらいで各エピソードを掘り下げた構成で見たかった。
時間と予算が足りず、その上放送枠もこんなところしか押さえられなかったティー・オーエンタテインメントには失望している。

「お腹すいたね」
「レオナルドバーガーか?」
「だって、スタンプあと2個なんだよ」
中の人が誰であれ、マティア可愛いよ、マティア。
おっさん萌えの市場を開拓しつつあるマナガにも敬礼。

エンディングは黒スペシャル。小説挿絵などの原画(BUNBUN)で構成。
マティアのネタバレカットがあったが、触れないでおく。

神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK ~EPISODE 1&2 BOX EDITION~PC版 神曲奏界ポリフォニカ THE BLACK ~EPISODE 1&2 BOX EDITION~ 6/29発売予定(Amazon)
由美子=ジュナ=真名姫編のまとめ回と言ったところだろうか。
桃花=セイがイサミヒコを見殺しにしたとの恨みが限界に達したのか、ジュナの苦しみが表面に現れる。この理由はこの先に書かれることになるだろう。

絵的にはディーンの得意のスチルにエフェクトたっぷりのシーンばかり。
止め絵がしっかりしていれば満足度は落ちないし、ジュナとセイの争いも動きは必要ない。
ジュナの目は「ひぐらし」風。
演技では、由美子と荒れるジュナの切り換えで伊藤美紀がベテランの技を見せてくれる。

地上では大地が揺れ、上津未原の滅びが近い事を予感させる。
物語終盤は完全に空気化していた章子は蓮会を率いて邸内に避難。
一般の者には見えない「何か」が章子に見えるのは、中盤以前のキーキャラなのだろう。お当番回や関係する事件があるだろう。
ユーレカは相変わらず胡蝶三姉妹に、セーラー服強制コスプレで弄られている。

一段の闇の深みに落ちていったジュナを、桃香が追う。
フラッシュバックで「兄イサミヒコを殺ったのはセイ」
ジュナの兄がイサミヒコってのは初出か?第2話で桃香との会話で真名姫が言ってました
追ってきた桃香を触手状で締め、内に収めた石剣(赤剣は間違いのようだ)を取り出させようとする。
ここは現世の由美子と桃香の母子ではなく、ジュナと石剣の器か人形の関係でしかない。
鬼梗と真琴の笛の操る竜王の力で、ジュナは鎮まる。
「鬼梗、なぜ邪魔をするの」ジュナの言葉が痛々しい。

人形に「あなたは私、私はあなた」とつぶやくジュナの回想シーンが挿入されているから、由美子自体もジュナを鎮め収めるため、鬼梗が作った人形に見える。
この先の由美子は抜け殻?
でも小説を書き、桃香とイチャイチャしていたから、人格はあるのだろう。

引きとしては弱いオチだったが、ジュナを巡ってはこれから遡って描かれるから、それを待って判断しよう。
でも第5話では、真名姫がセイ=桃花を矢文で呼び出して、冷ややかなお茶会をしていたけれども、石剣でセイを殺すと言っていた今回からそこまで態度が軟化する要素なんてあったか?

イサミヒコの魂を救済する儀式は、ジュナの救済にも繋がる。
由美子の中から出てきた?真名姫と鬼梗の熱い糸引くキスで締めたが、二人の前日談も気になるところ。
でも最後にジュナ=真名姫は救済されたんだっけなあ?もう一度第1話の録画を見直すことにしよう…

珍しくアニメ起点でPCゲームを買う気になった(予約した)
DVDも買う気は維持されているので、今年度上半期の予想外の散財になりそう。

桃華月憚 月華之抄
DVD 桃華月憚 月華之抄 初回受注限定生産版(第1話から第6話収録) 8/29発売予定(Amazon)
TVアニメーション「桃華月憚」オープニングテーマ ゆめおぼろ 6/20発売予定(Amazon)
TVアニメーション「桃華月憚」エンディングテーマ この世界がいつかは 6/20発売予定(Amazon)
桃華月憚 音劇集 TVアニメーション オリジナル・サウンドトラック 7/18発売予定(Amazon
予想より急展開に茉莉と蒼乃の再会を持ってきた。
他のいくつも絡み合う伏線に沿った進行が重要だろうから、変に引っ張るよりスッキリしている。
回想を織り交ぜて茉莉と蒼乃の関係の一端を明かしてきたが、1クール折り返しまで来てもまだまだ謎が多い。
Kanon といい、この系統の作品は感想が長くなっていけない。
時間のある時にでもお目通しください。

姉に紹介すると言う依人の口から、初めてその名「蒼乃」を聞いた茉莉。
こよりを介しての伝言で「話があるから雨が降った日に来る」と聞いた蒼乃の表情の変化。
お互いの再会の運命への覚悟が感じられるコンテと演出。
見舞いの病室では寝たふりの蒼乃。一同をやり過ごしたあとに夜の電停へ。
一方の茉莉。依人たちを電車に乗せたあと、一人出歩いて帰ると蒼乃を待つ。
車庫内の電車の中で再会。
茉莉の同居を蒼乃も認めたのには、この二人の会話に何かあったからだろう。
茉莉の口から現状(特に辻堂)を聞いた蒼乃の判断だと思う。
これは後述の依人の出自と運命に関わるのではないか?

蒼乃の入院の理由が、依人と真名によって明かされた。
引っ越してきた3ヶ月ほど前に倒れ、医者は過労ではないかと。
冬でも薄着でアイスクリームを食べる原因不明の死病の栞さんとは違い、夜禍人絡みで理由設定があるようだ。
蒼乃が茉莉に語る「最近、力が戻ってきた」から想像するに、力尽きてこの街にやってきたのだろう。それが何かはこの先のお話。
自らの血を垂らし、折り紙のカエルを操る程度には回復したと言うことだろう。

そして、その血に意味があることは回想シーンで想像できる。
いつの時代か、この時の蒼乃はまだ人だった。
茉莉は元々夜禍で蒼乃と過ごしていた?
「依人」を失った絶望から、血まみれに果てた蒼乃を茉莉が蘇生する。
自害だと思うけれど、サブタイの「生け贄」がこの時の蒼乃を暗示するのか、それともこれから起こるであろう事件を暗示するのか謎である。

不老不死となった蒼乃が「依人」の影を時の流れに追い求め、現代で依人を見つけた?
いや、依人は蒼乃が作った魂の器か?折り紙のカエルのように。
失った恋人の代償としての後ろめたさか「弟」だと強調する蒼乃の言葉が痛々しく聞こえる。
茉莉と蒼乃の久々の再会にしては、多少よそよそしさを感じさせる表情も、蒼乃を蘇生した茉莉、依人を作った蒼乃、依人と暮らし始めた茉莉、それぞれの気まずさが原因と思えば納得がゆく。
時折見せる茉莉の依人への親のような表情も。

繭子が辻堂の姉ではないかと前回は想像したが、どうやらそう単純でもなさそう。
実の姉の死と夜禍の関係で、もう少し語られるのを待たねばなるまい。
今回は茉莉に腕を壊死状態にされた辻堂の視点からの物語は少ない。
辻堂の腕を心配する繭子に詳しい事は教えない辻堂。
その繭子と病院の廊下でぶつかるこより。伏線か?

非常に絞られた数、絞られた関係のキャラクター同士の絡み合った因縁の糸がほぐれだした。
その中で少し離れた客観的立場の真名・こより姉妹だが、このまま空気化するとも思えない。
一応真名は、依人ハーレムヒロインの一員だろう。
こよりの入院理由が明らかでない気がしたのだが、こよりがラスボスって展開は見てみたいような、見たくないような。

緊迫した進行だったが、その中でもお約束は忘れていない。
朝起きない依人に茉莉のアイアンクロー、すき焼きに白菜入れるか否かのどうでも良い議論シーンは好きだ。
「トマトすき焼き」でなくて幸いだ。

蒼乃に何て紹介するか、「恋人」の練習でお日様の匂いの布団の上で茉莉。
「依人は好きな人はいるの?」「いないんだ?」「じゃあ、キスしようか?」
布団に寝そべる茉莉のミニ・黒ニーソをバックからあおり、茉莉足バタバタするカット、誰かと思えば絵コンテはこでらかつゆき。
未遂の依人に「本気だったんだ?」「しないよ、依人には」
こんなくすぐったいシチュエーションを照れなく描いてくれる。
でも蒼乃が家に戻ってきて「これでエロイこと出来ないね!」真名・こよりの前でバラされて、「あれはお前が誘うから」と誘導される依人の立場なし。茉莉、楽しんでるな…
正直なところキャラデザが微妙に思うので、意欲がイマイチだったDVD購入の背中を押してくれたシーンだった。

「夜禍は一人で生きないといけない」って言うのは、「依人」を追い続けた蒼乃への皮肉か、不老不死の命を与えた謝罪か、それとも関わりつづける事で蒼乃と依人の幸せを壊す事を恐れたか。
いずれにせよ蒼乃と再会して、心が決まったのだろう。
蒼乃への「ひとつだけのお願い」は何だろうか。

「しないよ、依人には」と言いながらも、夜の学校の屋上で背伸びのキスの茉莉。
お別れのキスでしょうか、引きが上手いと思わせる。
シナリオ的には「空を見たい」茉莉に死亡フラグが立ったような気がするが、主人公依人の消滅や「依人」の再生も視野に入ってくる。
死亡依人に命を吹き込み、代わりに茉莉消失エンドが美しいとは思うけれど、何があっても驚かない。

オープニング曲の結城アイラは新人か?
勢いで歌っている感じはあるが、ヴォーカルはテーマと合っている
エンディングは京四郎でも歌っていたCeui(セイ)
中音域で頼りない部分があるけれども、かえってアニソン向きではないだろうか。崩れ加減が良い。
藤間の劇伴は、でしゃばらずにシナリオの横糸を紡ぐように絡んでくる。サントラも発売予定。
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「未来時給」と題して週刊東洋経済5/19号が特集を組んでいる。
職種別の給与・時給が国際化の中で将来どのように変化するか占う企画だが、その中で「アニメーター」も取り上げている。

【業界のコスト構造】
TVアニメ1本の製作費は1,000~1,300万円
実際の放送局からの支払いは800万円、そこから脚本と絵コンテに各20万円、音響に150万円
原画単価は3,000~4,000円/1カット、1番組で200~400カット必要。
動画単価は180~250円、1番組で3,000~4,000枚必要。

記事では計算していないが、試しに計算してみる。
800万 - 脚本20万 - 絵コンテ20万 - 音響150万 = 残り610万
松クラスで原画4,000円 x 400カット = 160万円、動画250円 x 4,000枚 = 100万円
残り350万円で他のスタッフの給与や雑費を賄わないとならない。
明記されていないが、声優のギャラは音響製作費に含まれているはず。
しかしツッコミどころとしては、1,000万円以上の製作費のうち足りない200万円以上をどうするのか、何も触れていないところ(実際は製作委員会がDVDやグッズ販売して埋めないといけない)
経済原則に従えば、現状のビジネスモデルではDVD・グッズ販売をする事で足りない製作費を回収できる見込みの作品しかアニメ化されない事を裏付ける。

【アニメーターの給与】
アメリカ 固定給52万円
日本 歩合給10~25万円
中国 歩合給3~9万円
(以上は東洋経済調べ)

「月に500枚しか描けない」(映演労連のコメント)動画マンは、単価200円で月10万円しか所得が無いことになる。中国と大差ない(物価水準を考えると中国のほうが高給取り)、ワーキングプアに近いものがある。
ちょっと気の利いた者であれば、同人コミックを描いていた方が報われそうでもある。
原画や作監で年収1,000万円はザラ、劇場版監督だと巨万の富と書いているが、飛躍しすぎでミスリードを誘わないだろうか。
一方では「昔は1,000~1,500枚を普通に描いていた」と勤労意欲に苦言を呈するAJA(日本動画協会)のコメントもあるが、重労働の割に報われないアニメーターのなり手が減っている現実に対して適切なコメントとは思えない。
記事でも触れているが、宇宙戦艦の複雑な絵と口パクの絵を同じ1枚で数えて、口パクや目パチばかりで月に1,000枚以上描く仕事は評価されるわけも無いし、視聴者としてもそんな作品見たくも無い。

【人手不足】
資金力の豊富なゲーム・パチスロ業界への人材の流出。
「動画の90%は海外で描かれる」(AJA)
中国では動画1枚60~90円、1,000枚描けば月に9万円。物価を考えれば裕福。
「上海では数百人のフリーがいて、一晩1万枚の動画を仕上げる」(業界関係者)
安易な海外委託に頼り、日本のアニメ業界は重大な危機に瀕している。

若手の裾野が狭いために次世代の才能の持ち主が不足していると記事は結ぶが、ポインタは示さないままに消化不良の感は否めない。
1ページ記事だから致し方ないが、給与面からのみ捕らえるだけではなく、日本発のコンテンツ・エンタテインメントとしてのアニメーション産業の現状と今後を占うフォロー記事を期待する。

詳細は5/14発売の週刊東洋経済5/19号で。
週刊東洋経済(7&Y)
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入れ替わり立ち代わり、キーキャラクターの活躍でテンポ良くシリーズ序盤をこなしてきたが、燦の最大のライバルとおぼしき江戸前留奈が登場。
いきなりの留奈=LUNARのアイドルステージで、可愛さと黒さのギャップを早速演じてくれた。
野川さくらの演技の良さは「いじられてナンボ」で、本人も制作サイドの要求をこなすだけの力量があることは「マジカノ」で認識させられた。
のど自慢の幼女声からアイドル声、ふだんの会話、江戸前組の娘として、そして腹黒さ全開のしゃべくりと、七色の声の持ち主と言うには大げさだが、他作品では絶対に出せない演技を取り混ぜて楽しませてくれる。
登場初回からこれでは先の楽しみが減るではないかと、何だか間違った苦言も呈したくなる。
キャラとのマッチングは良い。予想の上を行く演出に期待したい。

賑やかに登場した留奈のポジションの対極で、今回はサルのポジションが重要。
永澄は主人公キャラとしては定番の鈍感さとヘタレさを程よく持ち合わせているから、ハーレム状態一歩手前の己の立場に無神経。
その永澄の状況解説を大げさに、しかもアホに演じてくれるサルの立場は欠かせない。
ハーレムと派閥抗争の修羅場など永澄だけでは受け止められないし、ヒロインズ&蓮のような極端な味方とシャークのようなマッドヒットマンを持つ状況で、永澄が暗黒面に落ちることをサルが防いでいる。

桃井はるこの演技も安定している。
そろそろ声優としての一定の評価も得られるのではないだろうか。

しゃべくりまくりで台詞が多い事と、留奈のSPや親衛隊などでクラス分裂ドタバタシーンが多かったからSEは控え気味と言うか、入れる隙もない。
それでも、無音時間を目の敵のように、少しの隙にねじ込んでくるのは立派。

巻も巡もつかみで相当のキャラ立ちしたから、それに比べて今回は大人しくサブキャラに退いているけれども、しつこくなりすぎない程度のキーポイントでの使いどころは良好。
対立する男子たちへ警告する役割は巡らしいし、頼りない委員長との対比を上手く見せている(個人的には委員長の当番回でサプライズを期待しているが)
巻は当初の永澄ヒットマンキャラも薄まってきて、お嬢を敵から守るポジションに落ち着き丸くなってきたか。たまには永澄とのバトル=生死を賭したじゃれ合いを見たいとも思う。
エンドの引きで巻が深手を負っているようにも見えたのだが、燦派と留奈派の対立が拡大して瀬戸組と江戸前組との抗争勃発か。

留奈の初登場回で燦との因縁から、永澄との出会い、転校から親衛隊結成でクラス分裂まで、テンポ良く1話の尺に収めた。2話取っても良いかとも思うが、敢えて1話で構成した制作の手腕は評価する。この圧縮さでハイテンションを表現する絵コンテは大変そうだけど、演出からそれ以降噛みあって見ごたえのある話だった。

瀬戸の花嫁 第1巻(初回限定生産盤)瀬戸の花嫁 第1巻(初回限定生産盤) 7/25発売予定(Amazon)
再登場のエンキとヴィラルに加え、敵の巨大ガンメン、母艦的なダイガンザンが登場。
他にもシモンたちに協力を申し出る仲間たちが再集結し、賑やかな回だった。
グレンラガンのバトル展開一色で、視聴者の息をつかせない構成は悪くない。
鬱やグロ要素もなく、少年向け冒険ロボットアニメの範疇で捉えれば正しい方向だろう。

ヨーコのサービスカットが少ないではないかとお嘆きの諸兄も多いことだろうが、それは黒の三姉妹の活躍も含めて別の話数に先送り。つくづく前話の温泉回が不十分だったのが残念でならない。
ダイガンザンを見た女性キャラの「でかい!大きい!すごい!」の反応に想像をめぐらせるのは視聴者の勝手だが、お約束の演出として謹んでお受けしておこう。
但し、リーロンの「あら困っちゃう!」ってのはスルーの方向で。

バトルシーンに目が行くものの、今までの話数の伏線整理を少しと、これからの展開に新たな伏線を張ってきた重要な回。
・獣人たちの移動母艦登場と、その根拠地ミヤコ=都?と更なる強敵の存在の暗示。
・カミナの下、自信をつけ始めたシモン(この変化の描写が充分でなかったような気がするが)
・前がかりのカミナの生き方とヨーコの心情(これもヨーコを充分に描いてはいない)
・リーダーのカミナと、集結した仲間を加えた大グレン団の今後。
・これらの伏線を元に、カミナに死亡フラグか。

アクション中心であり転換の回だったので、シモンやヨーコの細かな心情の変化や再登場した大勢のキャラたちのフォローが今話だけで出来ていないのは当然。
今後、丁寧に伏線回収と補完されることを期待したい。

天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版) 7/25発売予定(Amazon)
カタルシスもなく、あっさりと終わった風牙衆の反乱編の後を受け、神凪家では祝宴の最中。
功労者の和麻も招かれるのだが、どうも和麻と神凪家の確執の伏線が描き足らない気がして、こんなに無警戒で良いのだろうかと感じる宴会。

最初に流也に殺された大神の妹、操が登場。
一応は和麻の世話係との口上で「夜のお相手もお望みとあれば」などと言いつつも、突然懐刀で和麻を襲うが敵う相手ではない。
兄は弱かったから死んだと切り捨てる和麻に、和麻が殺ったようなものと逆恨みか思い込みなのか、伏線が弱いので唐突な感じ。

その場で恩赦されるも、Bパートでは和麻と腕組んでホテル行き。
実力が無いのなら色気で視聴者を惹きつけてくれるかと思いきや、寸止めキャラだった。
待ち伏せたギャング風に銃撃や手投げ弾攻撃で、和麻を襲わせるが、どうもやっつけ仕事。
操に兄の恨みを維持させて、シナリオ本線を引っ張ろうとしても、実力も魅力もなし。
所詮、操は捨て駒だろうから、早々に「天使」と呼ばれていた本ボシに物語を譲って欲しいところ。

綾乃は相変わらずの空回りキャラ。そろそろギャグと解釈するのにも飽きてきたので、テコ入れを。
女捜査官かな?霧香と和麻との関係も小出し。
今回は中継ぎ回とはいえ、見どころが少ない。次回からは「天使」と呼ばれる敵が登場か。

風のスティグマ 第1章 S・エディション(限定版)風のスティグマ 第1章 S・エディション(限定版) 8/24発売予定(Amazon)
いまさらだが、このシリーズになってから、サブタイが大変に味気ないのに気がついた。
「進展なの」とか言ってくれないものだろうか。
前A'sシリーズの後半から「なの」と言ってないから、もう子供じゃないって事で仕方ないか。

リインIIの業務日誌風のモノローグから始まるから、てっきりお当番回だと期待したものの、またまた新人訓練。
それぞれの適性に沿った訓練になってきたようだ。
斬り込み隊のスバルにはヴィータの指導、防御・召還系のエリオとキャロにはフェイト、ぶっ放し系のティアナには、やはりこの人なのは。
いまさら説明的ではあったが、キャラ設定の再確認の意味はあった。
今や孤高の騎士シグナムの存在が際立ったのは良かったが、このような組織の中では生きにくかろう。他のヴォルケンリッターの騎士達とともに、重大局面での活躍を期待したい。捨て石にならなければ良いのだけれど。

キャラ関係では、スバルの父と姉の登場。姉のギンガははやての依頼で、ロストロギア調査でフェイトと共にフロントに出る模様。
エリオが孤児で、キャロと同様にフェイトが引き取ったらしい事も明かされて、今後の大きな伏線か?
レリックに関わるジェイル・スカリエッティの秘密と絡みそう。
街を歩く実験体らしき親子風の二人。娘の方がキャロに似ているのは何らかの秘密があるのだろうし、キャロの出自にも関わって話が展開されそうだ。

訓練終了後、なのは教官「新人に細かい事で怒鳴ったりするよりも模擬戦できっちり打ちのめして教える」って、そこはかとなく黒いマジ台詞が怖い。

相変わらずゆっくりと進んでいる印象はあるが、事件に向けて多くの伏線を張り出したところ。
「設定アニメ」としての本領発揮だろうが少々だるい。
絵は感心もしないけれど、悪くも無い。サンシャイン・コーポレーションのグロス回。

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早々の「もみじ」のロリキャラに脊髄を抉られる。北都南の声はエロゲ界の至宝、世界遺産・白神山地のよう。
もみじの「カイショーナシ」には心を痛めたけど。
それでも入浴シーンで父性をくすぐられつつも、テキストウィンドウを消した諸兄の数は多かろう。

キャラ関係、伝統的ぽんこつキャラ真帆子のCVはまきいづみ。やや濁りを含む彼女の声にぽんこつ役はいかがなものか。勝手に脳内で籐野らんボイスに変換している。
詩菜のCVは芝原のぞみ。別名義での演技は常に微妙な印象を持っているが、今回のクールちみっ子もいまひとつ。
麻咲は羽沢月乃。進藤っぽいかと思いきや、さっぱりすっきりお姉さん系演技で予想外。上手くなっているような気がする。キャラと演技が一番マッチしているかも。

あんころもちのキャラ原画には安心する。
いつもながらではあるが Elements Garden の音楽は単独で代金を支払っても惜しく無いだけの仕上がり。
わざとプレイの手を休めてまでもBGMをすべて聞こうと思わせる音楽家集団は、片手に余る数しかない。

ダブル主人公で視点を切り替えると同時に、シナリオの分岐も別ルートに進む構成のようだ。
単に視点切り替えだった「スカーレット」とは違う感じ。

旧ねこねこソフトの遺産とはいえ今のエロゲ界の主流から若干外れた位置に、このようなソフトハウスがある事は幸せに思う。
「スカーレット」を思わせる渋さも感じられ「大人」のプレイにも耐えることを期待する。
製品を買おうかと気にさせる、体験版の切り方も良かった。
実は「神宮寺三郎シリーズ」をこの人たちならリニューアルできるのではないかと思った時期もあったが、その夢も今は幻。

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ヒロイン麦の成長物語であるが、今回は準ヒロイン野乃と彼女を取り巻く人間ドラマにフォーカスしてきた。
声帯マヒのリスクを抱えながら、親友の美麗と袂を分かってまでの演劇活動にこだわる野乃の心境と、その美麗の回想を織り交ぜて構成している。

公演を前にして、野乃の演劇研究会と美麗の演劇部の意地の張り合いは収まらない。
理咲が演劇部倉庫から無断拝借した暗幕がきっかけで、野乃がこっそり返却に。
一方、美麗は探し直しに演劇部倉庫へ。
お定まりのいがみ合い取っ組み合いになるのだが、倉庫の扉が開かなくなり二人閉じ込められる。
助けを呼ぶ大声のためか、突然に野乃の声が出なくなる。
覚悟の野乃に対して、表面上は意地を張っていた美麗の方が取り乱すが、演劇の世界に誘って声帯をダメにした責任を感じている設定。

野乃が美麗に「一人じゃ出来ないこと教えてあげる」と演劇に誘われたシーンから、まるで今の麦を見るかのような危なげな野乃の舞台と自信家の美麗、そして野乃が演劇部を退部するまでを回想で描く。
取り立てて大きなヤマも無いし、設定や伏線も既出だから、声帯マヒと重要な事態にもかかわらず、野乃の心境のように淡々と進んでゆく。
物足りないとは思わせず、野乃シナリオの中盤のまとめ回的なシナリオ。

倉庫の二人の様子を覗き見していた麦は、そっとしておこうと立ち去るつもりだが、くしゃみして存在がバレるオチ。野乃と美麗にとっては無事に救出のエンド。
しかし真のオチは、翌朝の野乃の声「寝たら直った」
見事な二段オチ、夢オチ、寝オチ(意味が違う!)
まあ、そんなに後味も悪くなくギャグっぽく引けた感じ。

麦が写っている演劇研究会の公演ポスター、発売予定無いでしょうか?

ひとひらオリジナルドラマ&BGMアルバムVol.1 (麦編) 5/30発売予定(Amazon)
ひとひらオリジナルドラマ&BGMアルバムVol.2 (野乃編) 6/27発売予定(Amazon)
学院時代からの数少ないフォロンの親友、レンバルトを中心に構成した回。
シナリオは、ようやく持ち直した感がある。
とは言っても、1話完結形式だから話数によって波があることだろう。
今回の脚本は、原作のホワイトシリーズの原作者高殿円と、シリーズ全体の設定担当の日高真紅。
原作ホワイトシリーズのファンのために、白の精霊(聖獣)ブランカ登場。原作の梅干好き転じて梅干屋になっていたが、シナリオに影響(タイプミス誤変換で「絵苦境」と出て独りウケ)する活躍は無い。

ポイントとしては、こんなところだろうか。
・フォロンとレンバルトの友情と、それぞれの神曲の質の違い
・雑用も引き受けるツゲ事務所
・レンバルトがテイクアウトしてきた「レオナルドバーガー」(黒シリーズで頻繁に登場)
・フォロンを巡るコーティとペルセの無駄な意地の張り合い&舌戦
・何となくレンバルトに気がありそうなプリネ
・ユフィンリーのヤーディオへの拳骨
・コーティの精霊雷でローストしたマンガ肉
・おかゆの土鍋を素手で持つフォロン
・ボウライ(下級精霊)可愛い

ブランカ役はクレジットされていなかったが、レギュラーの兼役だろう。
ゲストキャラ、依頼主の少女アリアには神田朱未。
今回はユフィンリーの喋りが多い脚本だから、多少の満足感はある。

原作知らないとピンとこない演出もあったが、全体としてはクリムゾンシリーズのエッセンスを手堅くまとめた印象がある。日高ならではの脚本。アニメオリジナルの話数よりも、こっちのほうが無難じゃないかな。下田監督直々の絵コンテも多少効果があったか?
でも演出がイマイチなのと、動画の中割りも変な感じで、流れにスムーズさを欠く。
絵はこれ以上期待はしないが、崩れずにやってくれれば良い。

次回は大迫純一脚本。黒ポリシリーズのマナガの背中が・・・
ツゲ事務所と絡み、事件の匂いが。マティアも出るんだろうな。
キャストはキネ版と同じだと嬉しいが果たして?
(マナガ=大塚明夫、マティア=浅井清己 )
神曲奏界ポリフォニカ・THE BLACK
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