アニメとゲームのレビューBlog
お知らせ
2007/10/27
過去記事も含め、新サイトに移転しています。
http://blog.crosschannel.jp/
今後とも新サイトをよろしくお願い致します。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【後半に放送前シナリオのネタバレがあります。ご注意ください】

TV最終話のサブタイも発表されていました「夢の果てのカノン ~kanon~」
夢の果てと来ましたか。雪の街で祐一とヒロインたちが見つづけた夢がどのように覚めるのか、今から楽しみです。

さて、2週間ほど発売を延期されていたDVD第2巻が発売された。
第4話から第6話が収録されている。
第1巻がクリスマス頃の発売だから、2か月ぶりになる。
延期の理由は良くわからない。本編をリテイクした気配は感じられないし、そもそも放送時には充分に仕上がっていた。
パッケージ表は香里。裏は栞かと思っていたが香里の親友、名雪だった。
「友達の輪」で繋がって最終巻表はあゆかな?

オーディオコメンタリーはKeyから、いたる、折戸、しのり~3名。
第1巻に引き続き、活舌良くないグダグダトークを聞かせてくれている。

もう一つの映像特典『Kanonのアニメ制作現場密着リポート』(京都アニメーションより)
アニメーションの制作工程の解説で、今回は「絵コンテ」
インタビューで石原監督は「(自分も見る立場だと見たいので)原作絵はアニメにも生かしたい。なるべく使うようにする」
良い絵コンテとは「分かりやすいこと」
「原作にある描写がシナリオで書かれていない場合もあるので、原作を見たりしながらコンテ起こす」
「原画・演出が絵コンテに引きずられる事も多い」
「AIR では長回し使ったりしたが、Kanonでは生活描写を多く取り入れている」

偏愛はいけませんが、このように愛情を持って制作される作品は幸せでしょう。
逆にいえば、それだけ人々を惹きつける原作ならばこそのアニメ化とも言えます。

さて問題は、この特典映像内に石原監督のコンテ打ちシーンがあるのですが、激しくネタバレしています。このシーンにこそ、モザかけて発売延期してもおかしくない内容。
第23話放送後にお読みいただくよう、お奨めします。

TVアニメKanon公式サイト
©VisualArt's/Key/百花屋

以下、反転します。

3/8深夜放送予定、最終回前のヤマ第23話「茜色の終曲~finale~」 のネタバレがあります。
つい見てしまって内容まで読んでしまったので、諦めて内容を記録しましたので折角ですから書いておきます。コンテ打ちシーンのシナリオは、オリジナルと言われている「あの人」の話。
発表済みの放送あらすじでは、この回は次のようになっています。
以下引用
「全てを思い出した祐一はあゆの名を呼びながら雪の中をさ迷い歩く。だが吹雪の中道に迷ってしまう。力尽き意識が遠のく祐一のそばへ、一つの影が近づく。次に祐一が目を覚ますとそこは知らない部屋の中だった。祐一は自分の名を呼ぶ声を聞く。そこには懐かしい人物の姿があった……。」
引用以上

以下、特典映像内のシナリオです。

沢渡真琴 「また水瀬さんのところに泊まってるんでしょう?電話しなくていい?」
祐一 「あ、あの」
    と居住まいを正し、
祐一 「助けてくださってありがとうございます。でもなんで俺の事・・・」
真琴 「わかったのか? 顔が似てるし、私の名前呼んだから。絶対祐一君だと思って」
祐一 「いえ、そうじゃなくて・・・」
真琴 (かまわず)「今は家族と離れて、ここで一人暮らしなの。昔はご近所だったけどね」
祐一 「ご近所?」
祐一 「あ、あ、あ~っ!」
    と思い出す。
祐一 「沢渡さんとこのお姉さん・・・真琴さん!」
真琴 「そうよ、沢渡真琴。久しぶりね、祐一君」
    と、にっこり。

ここに石原監督はペンで区切り線を入れ

水瀬家 玄関(夜)

    中からドアを開ける北川。
北川 「来てくれたか。悪い。こんな時間に」
    外から入ってきたのはコート姿の香里。
    傘を閉じて雪を払い落とす。
香里 「相沢君はまだ?(帰ってないの?)」
北川 「ああ。水瀬は部屋から出てこないし、俺どうしたらいいかテンパッちゃってさ」
香里 「名雪は二階ね」
    と、さっさと二階に向かう。
北川 「頼むぜ、香里・・・」
    と、その場で見送る。その足もとで、ぴろも心配そうに見送る。


さて、これが絵コンテに起こされ、演出が入り原画から動画になった時がどのようになるのか、注目しましょう。

Kanon アイテム
Kanon 3
スポンサーサイト
オリジナル放送時は亜沙エンドながら、他のヒロイン達も隙あらばチャンスをうかがう一種のハーレムエンドだった。
今回の亜沙後編では途中の大きな改変は無く、稟と亜沙が付き合っている状態で亜沙の封じられた魔力解放までを描いている。

遊園地デートの楽しげな光景を冒頭に持ってきたが、心休まるバカップルの様子が見られるのはここまで。
黒楓の攻撃で倒れた回想シーンを挿入しながら、同じ様に楓の攻撃に耐えていた稟と、弱かった自分を守ってくれた亜麻さんの強さを重ね合わせた、亜沙の勘違いモノローグが新規収録されている。

一応、稟は芙蓉家を出てアパート暮らしを始めた状態。
稟「これから亜沙さんがいてくれますから」
楓の哀願「稟君のそばにいさせてください」を思い出すと、稟が楓から亜沙に乗り換えた事態が明確になり、やるせない。

過去のトラウマから「自分は魔族じゃない、人間だから魔法なんて使わない」と強情一点張りで、その魔力に自らを蝕まれて倒れる亜沙。
過去に虐待された小道具のカッターで、そこに居合わせない楓への意趣返しのようにリストカットする稟。
自分を救うために亜沙は魔法を使うはずだ、亜沙の魔力も解放されて一石二鳥というご都合主義の稟。
伏線も充分でないから唐突で、すこぶる後味が悪い。
こんなシナリオは馬でも食わないだろう。

各ヒロインルートをひと通りリセットして、最終回の一発で描くのか?
リメイク版開始前に期待された楓ルートではなく、新ハーレムエンドなんだろうが、セージとかサイネリア出してきて大団円か?
もしカレハ先輩エンドなら土下座してお詫びする。

Navelストア
予定通りというか、2学期の始業式に学園長から愛洸学園との統合が発表され、学園祭中止の掲示もされる。
怒るまなびの パトリオットミサイル キック で、しもじー悶絶。

生徒会室でのまなびの学園闘争アジ、尺長いなあ。
温故知新といっても、40年以上前のネタは団塊ジュニア以下の世代にはピンと来ないだろう。今回の演出は全体的に緩慢。
1話使う構成でも無いような気がする。

実は愛洸学園の理事長は、まなびの兄武文の恋人だったって設定。
シスコンの武文が理事長より年下で「若いツバメ」っぽい印象になっているのが残念。

学園祭中止の署名を集めたものの、一時の熱が冷めた一般生徒は生徒会役員の行動にも冷淡。
愛洸学園の理事長は中止を撤回しない原因を、生徒の気持ちから乖離した生徒会役員に求めているようだ。
1週間以内に生徒の70%の嘆願署名を条件に受ける事になるが、まなび達は果たして・・・

光香のところへプチ家出してきたまなび。
この二人を一緒のベッドで寝かせないのは、いけないと思います!

久川綾のキャピキャピとクールな演技の使い分けは流石。
まなびの空中回転など、動画は良く動いている。
東京キッズのグロス回、まあまあ悪くない。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!サントラ(1)
サブタイが「Leson~」ですが、まだまだ練習中ということでしょうね。
相変わらず千秋の辛辣な指揮者ぶりに、Sオケメンバーは涙の練習の日々。
定期公演も迫る中、新キャラ指揮科の大河内が偵察に登場。
Aオケでタクトを振らせてもらえるよう、ミルヒ(=シュトレーゼマン)に直訴するが「見返り」を要求されている。

部屋で煮詰まる千秋に、のだめが勝手に映すビデオ「プリごろ太」登場。
原作知らないけれど、藤子アニメのオマージュか?
劇中劇アニメにしては、川上とも子、釘宮理恵らのキャストでまともに作っている。ドラマ内で流したのと同じかな?

弾けているが指揮を見ていないSオケ。それはのだめの弾くピアノの個性と同じ。
そこまで見抜いての人選をミルヒはしたと、そういうことなのだろう。
のだめ絶賛のお子様アニメで何かを感じたのか?千秋。
公演前日の練習で「やり方を変える」と千秋。

公演当日は練習のままで、千秋もタイを外し異例のメンバー皆Tシャツ姿。
予想外に弾けているオーケストラに、今までの教授・学生の懐疑の目も変わる。
単純な恋と成長の物語にはならないだろうが、これからも原作の良さを素直に引き出すことを期待しよう。

演奏の3Dは前回より動いている。
今回はノーマッドのグロス回。絵コンテは、こでらかつゆき。
わかりやすく割合はっきりとしたコンテ切るので、コミカルなパートもメリハリ良い。
J.C自社制作より良いのではないか?
たまにこんなことがあるから、ノーマッドは侮れない。

のだめカンタービレおすすめ
台風が近づく体育祭の日、開会式早々に雨で一時中断、ヒロさんの髪は湿気でうねっている。
沙英のライバル新キャラ夏目がチョイ役で登場。CVは福圓美里 。

降ったり止んだりの天気に突風も混じり、宮子の選手宣誓だけ行って明日に順延。
ひだまり荘では、宮子の部屋で雨漏り事件があってからはバケツで雨受け。
カーペット下に敷いた乾燥剤が濡れて発火しないように、何とは無しに4人で見張り。
小雨になったところで、翌日の弁当の材料買出しにゆのと宮子をお供に従え、ヒロさんスーパーへ。
ヒロさんついチョコに手が伸び、髪の毛がメデューサの蛇に。

またまた新キャラ、ひだまり荘の大家さん登場。ちょっとアダルトな感じでCVは沢城みゆき。
沙英の実家から栗が届き、中の手紙が意味深だがはっきりとは語られず。

シナリオだけプロットすると実に平坦で、吉野屋先生の出番がほとんど無く一発ネタも無い回なのだが、時間があっという間に過ぎる。ギャグも大したオチも無いのに。
シナリオだけ読むともの凄く退屈な気がするが、アニメに仕立てると生きてくる。

急ぎ過ぎないテンポと間、コンテ割りが良いのだろう。
エンドロール見ると今回の絵コンテ、高村和宏でした。さらにこの回は「少し原画」って個人サイトに書いてありました。
シャフトの仕事をちょくちょくやってますね。相変わらずシャフトとガイナックスは関係が深いようで。
そろそろ新作のキャラデを見てみたいものですが、予定は無いでしょうか?

ひだまりスケッチブック~ビジュアルファンブック~ 2007/3/27発売予定
apricot+蒼樹うめ apricot+
vanishingpoint高村和宏 バニシングポイント
京四郎「バカヤロウ!ふざけるな!出て行け!」と言いつつも、裸オーバーニーソの空をベッドに押し倒して話が動き出すかと思ったが、部屋を飛び出したのは京四郎の方だった。
性欲の煩悩に打ち克とうとするスポーツ少年の如く、湖に飛び込み冷却する京四郎だが、家に戻ると入れ違いに空が学園祭で浮かれた街に彷徨い出す。

虚ろな空が祭りの明かりに誘われ、屋上の淵からダイブする刹那、空の手を京四郎が捕まえた。
なんだか煮え切らなかった京四郎の告白が始まり「もう逃げない、兄さんもわかってくれる」
「好きだよ、白鳥空」
所々に挿入される学園祭の賑やかなカットと対照的な、暗い屋上での二人の抱擁シーン。

それにしても5分で描けるコンテに、Aパート丸々充てるタメと引きは少女アニメのテイストを感じさせる。大神ジンたち美青年や京四郎が「兄さん・・・」とブラコンぶりを見せるものだから、女性ファンも多いのだろう。作品の狙いとしては悪くない。

空に告白した途端に後ろめたさを覚えたか、京四郎「せつなとケジメをつけなくてはならない」
愛人の前で本妻との離婚話を取り繕う浮気者の如し。
京四郎「それまで待ってくれるか?」
空「約束の指きりしませんか?」
約束の指きりをする二人だが、一部始終をせつなは見ていた。

「空を選ぶの?私はいない方がいいの?」
「イヤ、私はイヤッ!絶対イヤーッ!」
Lowレベルのつぶやきから慟哭まで、変化の大きい松岡由貴の演技を堪能できます。

絶対天使たちが感じる何か?
空から行方不明だったカズヤ兄さん、ワルテイシアを伴い降臨。
気持ちが舞い上がって駆け寄る京四郎をカズヤは一撃で昏倒させ、空に「行こう、一緒に」
兄弟同士、寝取るつもりでしょうか。
空っぽの空をワルテイシアの力で埋めて「ニコイチ」
京四郎はせつなを大切にすれば落ち着きが良いとも思えるが、しかし結局は綾小路四兄弟の内輪揉めドラマに成り下がる危険も。

アバンの空の王子様宛ての妄想シーンが無くなったのが少々残念。

藤井まきの空のキャラデは作画崩れに敏感。今回は良くない。
あまり崩れない京四郎も、今回は横顔や引きの絵で出来が良くない。
必死の作監3人体制でも間に合わず。
第3話に続きトランス・アーツの制作協力。もう少し頑張って下さいな。

京四郎と永遠の空―前奏曲京四郎と永遠の空―前奏曲

ビアトリス使い、銀のマリアの狙いが不明なままパラオから帰国した生徒会一同。
終盤のヤマに向けての中休み回、護を中心に絢子弄りの生徒会とエメレンツィアのバレンタイン騒動を描く。

登校時の絢子が護の話し掛けにも上の空、セーター編み事件の時と同じで何か護に秘密のプレゼント、サプライズを考えている証拠。
手作りチョコの本の立ち読みをエメレンツィアに目撃されるシーンで「イッペン、死ンデミル?」って絢子に言わせる演出。汐音役で能登麻美子が出演している中で高橋美佳子に言わせている。

護へのバレンタインチョコのプレゼントで、最もドキドキさせたメンバーをバレンタインクイーンに決める生徒会の大作戦はメイドコスプレあり、三つ編み下級生演技あり、汐音の「最期の一葉」感動作戦ありと 毎度のドタバタ。
そんなこととは関係なく、今年は絢子がいるから手作りチョコは止めたと言う逸美が、やっぱり作ったツンデレチョコがポイント高かったと思う。

しかし大穴はエメレンツィア。
生徒会の仕事の一環と自分の気持ちをごまかしつつ手作りチョコを護に。
それを見ての絢子の「内気な女の子の演技で渡す義理チョコ」にエメレンツィアの心に火がついたか。
護への告白、エメレンツィアの本気宣言!
絢子とエメレンツィア、銀のマリアと鷹栖正樹とヨハン、そして護が絡み合いながらの終盤へのスパート。

夕日を背にエメレンツィアの告白シーン、エメレンツィアの目に映るセピアがかったカット、お芝居シーンで汐音の少女漫画風のキャラデ、崩しキャラなど絵コンテは変に力が入らずにバランス良かった。
A-Lineの制作協力。

護くんに女神の祝福を! 10 (10)護くんに女神の祝福を! 10
「護くんに女神の祝福を!」オリジナルサウンドトラック
これ、このサブタイってダブルミーニングだったのか・・・
あゆ消失を引きずって、君(=あゆ)のいない日常で手がかりを探す祐一たちの事だと思い込んでいた。
その現在進行形とは別に、君(=祐一)を失った幼い名雪の、過去から現在に続く物語。
過去形で語られる名雪視点のシナリオ。
そしてラストでは、水瀬家のもう一人の君(=秋子さん)を失う(かもしれない)、消失のトリプルミーニング。

原作からのシナリオ改編に絞ってみると、単純な名雪・あゆの軌跡を辿る事はせず、きちんと 悪の権化 祐一を中心に据えた上で、それぞれの7年前の過去から現在を描き出す。
7年前の出来事が祐一だけではなく、祐一は気付かないが名雪を苦しめている。
名雪についてはたぶん皆勤賞(モブの時もあったが)これまでの20話すべてに意味がある。
口に出さず胸に秘める想いを、ここにきて一気に伏線回収してきた。

アバンはあゆの二つ目のお願い「この場所を二人だけの学校にして・・・」幼いあゆの「約束、だよ」
Aパートラストに森の中で空き瓶に人形を入れて埋めるシーンが出てくるが、あゆの探し物はこれ。
いや、正確に言うと詳細は伏せるが、この人形自体を探していたわけではない。
祐一が叶えることが出来る(と、あゆはそう思っている)願いは残り一つ。
「未来の自分か他の誰かの願いを叶えるために」とタイムカプセルよろしく埋める。

消失前にあゆが掘り返した辺りを、名雪と北川の助けを借りて掘り返す祐一。
「ふぁいと、だよ」って名雪、この話数で3回言ってるぞ。祐一とそして自分を励まそうと自然に出てくるのだろう。
捜索に尺を取らずに、あっけなく北川が瓶に入った人形を掘り当てる。

さて、今回のメインは名雪。
名雪の悲しみの根源がいよいよ明かされる。
祐一を気遣うシーンが多かったが、端々に祐一への自分の気持ちが溢れている。祐一への視線は逸れることがない。
学食で(多分A定食)を食べながら「祐一、あゆちゃんが本当に好きなんだね」(私は祐一が本当に好きなんだよ)
秋子さんの「私たちは家族なんだから」を受けた名雪の「そうだよね、私たちは家族なんだよね」
これ、敗北宣言に聞こえる向きもあるかもしれませんが、「祐一はいなくなったりしないよね?」と併せて、家族として一緒にいられる限り心は通じる願いは叶う、と信じているからこその言葉でしょう。

それにしても策略をめぐらすなんて考えのない名雪だから、気遣いの気配を祐一に悟られているが、一緒に宿題しようとストレートな誘い。
睡眠の誘惑に負けて寝返りを打つ名雪の胸が揺れていたように見えますが、気のせいじゃないですよね?

所々に挿入される幼い祐一が駅前のベンチで泣くシーン。
7年前、この雪の街からいなくなる前日のこと。なぜ泣いているのか、ここでは伏せておく。
しばらく別れる事になる祐一のために雪うさぎを作り「好き」と告白する名雪だが、泣いている原因の重さと幼さゆえの残酷さで、払いのけ壊す祐一。

駅前のベンチを見て複雑な思いの名雪。
校門の近くの壊れた雪うさぎに、祐一からのプレゼントの赤いビー玉を目にはめる名雪。
雪うさぎの記憶と言えば舞の話を思い出す祐一だが、もちろん名雪の記憶は別の事。
授業中に祐一の記憶が蘇える。

そして秋子さんの交通事故。
名雪のためにと買ったショートケーキ。路上に転げたイチゴの赤とクリームの白が、名雪の壊された雪うさぎと二重映しに見えてくる。
次回以降に病院、出てきますね。たぶん。
あの人たち、シナリオに絡んでくるでしょうか?

真琴、あゆの消失、舞と栞の退場、ここで秋子さんの安否によっては名雪の自我をも失いかねない事態に直面する、祐一の真価が問われる次回「追想の交響楽~symphony~」は注目。
今回は名雪が消失感あふれる祐一を励ましたが、次回は逆の立場だろう。

お互いに立場を代えながら、絡み合いつつも前へ前へと動いて行くシナリオ。
「同じ旋律を何度も繰り返しながら少しずつ豊かに、美しく和音が響き合うようになって行くんです。そんな風に一見違いのない毎日を送りながら、 でも少しづつ変わっていけたらいいですよね」
第14話「ひびわれた協奏曲~concerto~」での佐祐理さんの言葉が思い起こされる。
どのような最終章になるのか、目も耳も離すことは許されない。

Kanon アイテム
まほろの過去を知る「敵」が登場し、平穏な日々に徐々に影が差してくる。
第1話に登場した二人組のバスジャック犯が再登場。脱獄して自動車で逃走中。しかしこの二人はまほろにとっての敵ではない。
夏休み明けの朝、登校の風景。
脱獄犯の自動車に跳ねられそうになったちづを、超人的なジャンプで救った謎の男。
現場から走り去った男は、新学期からの代用教師として優たちの学校に赴任してきた。

小唄を口ずさみながら家事を片付けるまほろさん。
凛たちクラスメイトの訪問に、式条先生までやってくるのはお約束。
新任教師「リューガ」の名を聞き気色ばむまほろさん。
今日のバトルはムエタイ式キックで、まほろさんの勝ち。
式条先生とのドタバタバトルも徐々に減り始めるのかと思うと、少々寂しさを感じる。

異星人セイントの戦士リューガはヴェスパー最強の戦士V1046-R MAHOROと過去の遺恨を決着つけるため、私闘を望んできた。
その能力は現役時代よりセーブされているまほろさん。スラッシュの援護で辛うじて撃退。いや、小手調べでリューガが去ったのが正しい。
まほろ「過去が追いかけてきた・・・」
思えばこの頃から川澄綾子はセイバー役を待たずとも、戦闘時の掛け声「うゃーっ!」を演じ慣れていた事になる。

ヴェスパーの司令官の息子を最強の戦士が現役を退いてまで保護する事態に、優に何か秘密があると考えるリューガは、クラスメイトたちに優の評判を聞き込む。
スラッシュを伴ない、学校にセーラー服で変装(この場合、コスプレと言ってはいけない気がする)し、リューガに警告と戦いを挑もうとするまほろだが、生徒の巻き添えの懸念をリューガから指摘され無念ながら見逃すことになる。

リューガが去った後に優に出くわしたまほろ。
メガネッ娘にコスプレ(ここは変装と言えない。まほろさんは変装下手)「鈴木まほ子」と名乗るがバレバレ。
敢えて追求しない優だが、リューガ登場以来のまほろの変化に気がつき案じている。
まほろも過去を隠しながら優に仕えることに、小さな胸を痛めるが、話は次第にシリアスに向かう。

リューガ役には子安武人。この人しかいないだろうと思えるキャスティング。
脚本は山賀博之。
絵コンテ・演出に川崎逸朗。カット割から繋ぎの間、テンポなどに彼らしさが出ている回。
作監に芝美奈子。高村キャラデと少々違う感じはあるが悪くない出来。

まほろまてぃっくストア
まほろまてぃっく~もっと美しいもの~ TV-BOX 2007/2/23発売
島田フミカネ原作。メディアミックスの一環による映像化だが諸事情により、ようやく発売にこぎつけた感がある。予定より半年遅れ。
冬コミC71で先行販売され、今年の1月1日付けで「とらのあな」専売で一般発売された。
DVD以外にフィギュアと設定資料集が特典としてパッケージされているが、フィギュアがメインではないかと思えてくる。

DVDは約20分の本編と設定資料集的な特典映像、プロモ映像など収録。
しかし本編の内容は通常のシリーズ物で言うところの「プロローグDVD」程度の薄さ。
9,000円で販売するには設定資料集のブックレットやフィギュアで増量しても、まだ足りない気がする。
本編のみだと2,000円未満でないと納得感なし。
こんな売り方ではシリーズ化、TV化は難しいのではないだろうか。
映像化の企画を諦めた店じまいセール的な刹那感が漂う。

しかし作品に罪はないので、売り方はさておいて感想を書いてみる。
映像フォーマットは16:9
劇伴はクラシックが流れる。
森の中の戦闘シーンCGなど頑張っているところもあるが、全体には色身の薄い無難な出来ばえ。
シャープさに欠ける、しんごーやすしのキャラデは、アニメ向けに動かしやすさを考えると仕方のないところだが、少々残念でもある。
キャラは10人以上は出ていたと思うが、声が当たっているのは宮藤芳佳:福圓美里、坂本美緒:千葉紗子、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ:田中理恵、リネット・ビショップ:名塚佳織、ベリーヌ・クロステルマン:沢城みゆき、以上の5キャラのみ。
演技の良し悪しを判断できるほど話が進んでいないし、キャラがこなれてもいない。
脚本は謎の敵(ネウロイ)と戦うために各地から集まった機械化航空歩兵(ストライクウィッチーズ) の訓練所と模擬訓練でヒロイン宮藤芳佳が成長する過程を描く(と思う)
いや、いかにもこれから始まる話なので、感想も何もない。

アニメーション制作はGONZO、韓国のスタジオでのグロスかな?
ヤマグチノボルの書く小説版は、3月1日に第2弾「ストライクウィッチーズ弐の巻 スオムスいらん子中隊 恋する」の発刊が予定されている。
小説はこの後も展開しそうだが、アニメ化推進には角川も腰が引けている感じがする。

他作品の話は野暮だが、どうしても島田フミカネ原作のもう一つのプロジェクト「スカイガールズ」と比べてしまう。
観測気球を上げて反応を見ながらTV化を検討するコナミの堅実な手法だが、TVアニメ化に向けて公式ページで動きが出てきた。
スタッフや制作スタジオのスケジュールを考えると、早くてもこの冬以降だろう。
岩崎監督&J.C.STAFFは「ゼロの使い魔」第二期の制作を終えないと動けない。

ストライクウィッチーズ」の難産はGDHの経営問題も関係しているはずなので、角川主導で仕切り直しを期待したいところ。

ストライクウィッチーズストライクウィッチーズ公式サイト
WOWOW放送時より楓のシャワーは湯気多め。空鍋の絵はカット。
こうやって再編集でまとめると、楓が壊れつつある様子は痛ましさ倍増だし、同居するプリムラも健気なのがかえって悲しい。

オリジナルの放送時に同じ感想を書いた記憶があるのだが、楓の気持ちの裏へ裏へ行動する稟。
亜沙先輩とのデートにうつつを抜かし楓の用意する夕食はいらない、休日の朝食は「なぜ早く起こさなかったんだ」と言わんばかりに食べないと浮かれ気味の稟。
正妻を置いて愛人と遊び歩く浮気亭主のような稟に、ここまで書いていて次第に腹が立ってきた。

黒楓が鍋をかき回すシーンはあったが、プリムラが空鍋だと気付くカットがなかったから効果半減。
あんまり空鍋で騒がれたから編集で自粛したのか、チキンハート。
そんなところへ、稟が亜沙を家に上げようなんてするから「帰って!」「死んじゃえばいいんだ!」って、擬似家族とは言え一度は壊れかけた稟との絆を必死に繋ぎとめてきた楓にしてみたら、妾に土足で上がられるような気持ちじゃなかろうか。

母親が死に父親は長期出張で不在、両親の死で孤独になった稟を迎え入れて擬似家族になった芙蓉家。
そしてプリムラを迎え入れた稟が、今度は自分が出てゆくと言い出す。
勝手と言うか、シナリオを炎上させ自分で消火するマッチポンプ稟。

コミックなんかだと亜沙先輩は好きなんだが、アニメでの稟&亜沙の楓への仕打ちは極悪。
美少女ゲーム主人公の男は概して鈍感だが、その鈍感さが一方のヒロインと結託した時の意図しない悪意を感じて気持ちが悪くなる。
まあ、楓中心で話を見ているからこんな感想になるのだが、客観的には電波女とか自作自演女かもしれないな、楓。

その楓が宿敵亜沙との会話、涙の抱擁でカタルシス得られたかのようなシナリオと演出はダメ。楓がまるで軍門に下ったかのような、砂を噛む思い。
稟や亜沙の紛争当事者相手でなく第三者、少々荷が重いかもしれないが、最強の魔力を持つプリムラの手で救済して欲しかった。

ラストもダメだな。楓が聞きたくないっていうのに「楓だから言わなきゃいけない」って稟の思い上がりには辟易させられる。
楓にここまで言わせるなよ「好きにならないで下さい」「でも私は稟君が好き」

時系列を再編集した程度で、オリジナル版と内容は何も変わっていない。
だから楓編の感想も基本的に変わるところはない。
新作最終回までのプロローグが長いこと・・・

SHUFFLE!Memories ヴォーカルCD
Navelストア
1クールの折り返しで、オープニングに少々変化があった。
大事件の前の静けさと言う感じで、夏休みの終わりのドタバタが大きなヤマもなく描かれているように見えるが、スルーされっぱなしのももと劇中劇っぽく物語の背後で描かれる部活系青春百合ドラマと凝った構成。

学園祭の企画詳細発表9月1日に行う事をぶち上げたものの、一夜漬け状態の生徒会メンバーの壊れっぷりと取っ組み合い。
ハワイ帰りらしいももの登場でお当番回と思われたものの、最後まで構ってもらえずスルー。空気読めない娘の演技がなかなか。

取っ組み合いの喧嘩に泣くしかない気弱なみかん。
屋上で仮眠する中で見るみかんの夢、一人行き場のない感じの夢はエンドシーンにつながるのだが、後述。

グランドではソフトボール部の練習風景。打球の音は硬球っぽいけど。
物語のバックとして練習シーンが所々に挿入され、先輩後輩の百合オチとは思わなかった。
むつきはソフトボール部引退ですか?

シナリオの本線は、そんな聖桜生徒会の夏休み最後の日に愛洸の生徒会長「たかちゃん」が訪問してくる話。2校の合併、愛洸による聖桜の吸収合併を前にまなびたちの企画する学園祭を中止させる事、9月を前にそれを生徒会ベースで伝える事が来校の目的。
自分たちにはないものをまなびたちが持っていることを、たかちゃんが感じている伏線は以前の話数で張っているから、学園祭の屋台の配置など「見えるんだよね」と言うまなびに驚く描写は自然。
帰り道のバス停でたかちゃんが「私には見えなかった」とつぶやき、何処かへ電話するが果たして学園祭はどうなるのか後半にかけてのヤマはこれから。
そろそろ、ももの活躍が見られるか?

夜のプールに飛び込む4人、一人飛び込まなかったみかんは昼間の夢が蘇える。
線香花火の玉が落ちてそのままブラックアウトで終わる演出とあわせて、次回以降の事件の暗示だろう。
前回ほど絵は動いていない感じだが、次回へのタメの回としては充分。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート!サントラ(1)
1ヵ月後の定期公演に出ることになったオーケストラ。
ミルヒはいきなり千秋を副指揮者に指名するが・・・

スケジュールの問題かJ.C.STAFFの制作体制の限界か知らぬが、画はスチルをパンとズームで動かすだけなのが悲しい。
劇伴というかクラシックの力強さと、シナリオ・演出・キャストの力で引っ張っている。コミックに音と若干の動きが付いたと思えば良いだろうか。

自信だけは過剰に持ち合わせているオケのメンバーに対しても、千秋の態度が軟化している様子がわかる。しかし私事のあれこれまで相談するメンバーの多さに少々キレ気味ではある。
新キャラ?親の倒産で深夜警備のバイトをしながら音楽を続ける女子苦学生の桜が登場。
空腹で行き倒れているところをのだめが拾う。
バイトで練習も出来ず、上達しない桜に対して千秋は厳しい態度。

貧乏を知らないからそんなことが言えるんだと、のだめの抗議に付き合い桜の家に行く千秋。
家は立派だが家財は差し押さえの山。
しかし隠し扉の奥には父親のバイオリンのコレクション。
娘の学費の方が大事だろう、売り払えと千秋は激昂。

コレクションを売り払い、学費も賄い会社も立ち直ったのだが、売った中に呪いのバイオリンがあったというオチ。
そして練習に顔を見せず、遊んでいるミルヒのクラブに乗り込んだ千秋にSオケ任せて、自分はAオケに専念するという子供じみた報復行為の二段オチ。
それに対して打倒Aオケで結束するSオケメンバーと、悩みながらもSオケ正指揮者として覚悟を決めた千秋。

桜には能登麻美子。

のだめカンタービレおすすめ
2007/2/17(土)SME乃木坂ビル ライブテリアにて

何でも2,000通を越す応募らしく、参加者はざっと見で300人強。
「ひだまりスケッチ」の製作委員会はアニプレックス・芳文社・ランティスあたりだと思うが、アニプレックスがSMEの関連会社のせいか、はたまたプロデューサーの気合の賜物か、無料イベントにしては良い会場で行われた。普通はXX公会堂とか○○ソフト1とか安く済む会場が多い。
SMEの関連で利用されることが多いのか音響は良い。ステージも簡易ではなくきちんとした舞台で、照明もしっかりしている。
オールスタンディングの場合、500くらいのキャパはありそうだ。

さて開場が40分押し、開演が20分押しで終演が40分押しとなった今回のイベントの模様を簡単に書く。
司会は当初、製作スタッフが行うとアナウンスされていたのだが、ニッポン放送「ミュ~コミ」の吉田尚記アナ。この人のアニメ方面の知識とノリで随分助けられたと思う。

冒頭はイベント版スペシャルショートアニメにキャストの生アテレコ。
引き続きアニメオープニング曲の「スケッチスイッチ」ライブ。
ライブステージといえば昔のアージュイベントでの伝説の「水橋ステップ」を思い出すのだが、今日はちゃんと動いていた。
ゲストは、阿澄さん×印ピン止めでゆの風、水橋さん宮子ならやるかもしれない爆発ヘアー・後藤さんふわふわお団子ヘアーでヒロ風・新谷メガネっ娘で沙英風。
黒オーバーニーソは水橋・新谷。黒ニーソックス阿澄と来て、後藤さん赤タイツorz
水橋さんは足が細いので黒オーバーニーはイマイチ。ある程度ボリュームのある新谷的絶対領域が見られただけ良しとしよう。

最初の挨拶トークから、早々に阿澄佳奈の危うい感じが漂う。
吉田アナが振ったり他のゲストが突っ込むせいもあるが、リアルゆのかもしれない。
演じているというより天然、ゆのにぴったりのキャスティングだったかもしれない。
告知されたゲストはアニメのメインキャスト阿澄佳奈・水橋かおり・後藤邑子・新谷良子だが、さっそくスペシャルゲスト原作者の蒼樹うめ先生の登場。個人的にはうめさんと呼んだほうがしっくりくる。
冬コミでちょっとお見かけして以来。144cmのお持ち帰りしたくなるお姿。

ひだまりスケッチに関するあれこれQ&Aで、まずはうめさんの話題から。
アニメのアフレコは希望したわけでもないが脚本にないのに絵コンテと台本に載っていた。騙された。
収録現場では身長にあわせてマイク位置が下げられていた。全12話のアフレコスケジュールは取れている。
次に第4話のカラオケ回の話。すべて生アフレコ。わざとはずすのが難しい。
半分くらいの歌詞は原作コミックから。
次は吉野家先生について。メイド姿のカットは「これが私のご主人様」のオマージュ。
吉野家先生のモデルは私、とうめさん。全キャラは自分の一部ずつと。
後藤さんとうめさんは以前から知っていた。「みずいろ」でヒロインじゃねえや、準ヒロインをやっていてと後藤さんは仰っていましたが、吉田アナから「じゃねえやって言うヒロインはいない」と突っ込まれていました。

この辺、結構押している感じ。
さらにバックのスクリーンを映すPCがスクリーンセーバーロックがかかり、さらに時間押し。
時間稼ぎで、この場にいない松来未祐の話に。だんだん吉野屋先生に似てきている。あのキャラでアドリブ演技をする。第6話の試験のシーンの「うずうず」は台本にない、すごい自由。

次のコーナーはお絵かき。新谷画伯困惑のコーナー。
後藤・水橋の二人の画力は有名だが、新谷・阿澄の二名に期待が集まる。うめさんはまあ、上手くて当然か。後藤・新谷の舌戦が。
お題は3つ。「うめ先生」「ブルータス」「ガンダム」
皆様の出来は期待通りでした。この絵を最後に抽選でプレゼント。

次のコーナーはエンディング曲「芽生えドライブ」をmarblの二人のライブ。
最後にオープニング曲「スケッチスイッチ」のアンコールライブ。
次はぜひうめ先生にも振りつきで歌って欲しいところ。DVD売れたら次のイベントで考えてくれるそうです。

最後に。
アニプレックスと製作委員会の気合が感じられ、また珍しく司会進行とゲスト・会場が良い一体感で終えることの出来たイベントだった。
会場でコミック販売やDVD予約はしていたものの、全般的に商売気が薄く、アニプレックスやランティスの宣伝パンフなどを配布しても良かったのではないだろうか。あと出来ればイベントについてのアンケートなども実施して欲しかった。
このくらいの内容であれば有料でも十分イベントが出来ると思う。
次回のイベントがあることを期待したい。

ひだまりスケッチ 2 ひだまりスケッチ 2

詳しくはゲストの日記など、ご参照ください
蒼樹うめさん ひだまつり!
阿澄佳奈さん ひだまつりのこと
水橋かおりさん パインあたまでふと見ると
後藤邑子さん ひだまりのお祭り!
新谷良子さん 久しぶりな距離。
取材記事
ひだまりスケッチ:阿澄佳奈ら出演声優がキャラに成り切り登場 振りつきで主題歌も(毎日新聞まんたんウェブ)
4コママンガのアニメ化は難しいと思うのだが、ネタを変に拡張したり細切れの繰り返しでもなく、回を進めるごとに安定してきた。
吉野屋先生、校長先生をはじめとした強力なサブキャラも立ってきた。
実写も取り入れながら絵コンテも大胆にシンプルに構成していて、美術学校をモチーフにしているからか違和感がない。

アバンは夢の中で追われるゆの。
夏休みの試験前の朝、あわてたゆのの筆箱には練り消し。

試験が終わった午後、ひだまり荘の屋根上では宮子が日光浴。
沙英は部屋の扇風機の前でボイスチェンジャー、見られてあわてる沙英。
プールに誘われて「私、ノコギリなんです」と断るゆの。
ヒロは締め切った部屋でストーブ、こたつに鍋でガマン大会。
宮子の持っているビニールプールで、庭で水浴び。
水着のテカリ具合が良い感じ。

ずっとゆのが飼っていた青虫のサナギが羽化。実は蝶ではなくて蛾というオチ。
うめ先生、今回はセリフが多かった。
スポンサーバックは石田あきらのイラスト。

ひだまりスケッチエンディングテーマ 芽生えドライブ 2007/2/21発売予定
絶対天使である現実を突きつけられた空の戸惑い、「兄さん・・・」と呟きながら己の進む道に苦悩する京四郎、そしてその二人に対するせつなの視線が交錯する回。

悩んでいるかと思った空だが、アバンでの他人事のような「万歳!万歳です」には驚いた。
途中からそうではないことはわかるものの、設定通りと言うか、徹底的にちょっと可哀想なおバカさんな娘キャラで描かれているから、ネタなのかと勘繰りたくなる気持ちが湧き上がる。
しかし、こういう作品なのだから心を平静にして見よう。

呑気に京四郎へ学園祭の招待状を書いていると思った空だが、不自然なほど突然に自分は絶対天使、京四郎の剣であることを思い出す。
しかし自覚も足りないし、好き・大好きだけでは射撃の的の空き缶を落とす能力もない。
平常の思考も飛んでしまったか、空「私、何でもします」

京四郎に与えられる物は自らの肉体だけと思ったか、それとも空っぽの心と体を京四郎が埋めてくれるものと勘違いしたのか、制服・下着を一枚づつ脱ぎ京四郎に寄り添う。オーバーニーソのみ穿いたままで、高ポイント。
(画像はトラックバック先の方々のキャプチャーでご確認ください)
京四郎が「バカヤロウ」と引っ叩いた気配でフェードアウト&エンディング曲がフェードイン。

一方のせつな、京四郎との距離が縮まってゆく空に嫉妬の感情と表現するのが正しいか?複雑な感情が募ってきている。空が書いた招待状を粉砕仕掛けたり、空が京四郎に体を預ける場面ではなぜか屋根の上で空を見上げている。
Aパート冒頭の図書館のシーンで寓話に例えて語られた、一人に二本の剣。
いままさに京四郎がその状態ではあるが、厄災の予感でもある。

そして塔の上に立つワルテイシア。
すでに破壊されたはずだが、5番目の絶対天使?中途半端な空と合体するとか?
ミカは相変わらずかおんを 調教 調整中。
川澄綾子も呻き声だけの出番で、もったいない。
池で鯉に乗って戯れるたるろってが一番幸せそう。

お約束の入浴・シャワーシーンは2回もあるが、左回しで閉まる水栓を描くのはいかがなものでしょうか?
サンシャインのグロス回。サンシャインコーポレーションが改名したのか?
原画は他にアニメアールとスタジオクリエイト。
出来映えはやや微妙。東京キッズのグロス回には及ばない。

DVD 京四郎と永遠の空 第一巻<初回限定生産>2007/4/25発売予定
2クールで尺に余裕があるから、もったいない使い方をしている。
前話から銀のマリアと鷹栖正樹のキーパーソンが登場したが、2回に分けるほど内容があったりシナリオが進んだ訳ではない。

銀のマリアによって洞窟に閉じ込められた絢子と護。
お互いに幼い頃に乗っていたバスがトンネル崩落に閉じ込められていた事実を確認。
この時は絢子の叔父の鷹栖正樹がビアトリスで土砂を排除した。

生徒会メンバーの協力で、銀のマリアが絢子たちのビアトリスを無効化するために撒いたホラクルを回収。幼い頃は叔父に助けられたが、今回は絢子と護のビアトリスで塞いだ土砂を粉砕。
そのホラクルを探すのに一番必死だったのはエメレンツィアで、護への言葉にならない気持ちが現れている。
しかし水中を探し回ったりするシーンに、エメレンツィアが護との回想シーンを追加したり、尺稼ぎ過ぎではないか。そのまま溺れてエメレンツィア追悼特集かと勘違いしてしまいそうだ。

ラストのシャワーシーンでエメレンツィアは自分の気持ちの正体に気付く。
また我孫子は銀のマリアの手先になったような設定。
事件解決後の鷹栖正樹はヨハンに電話し、護が興味深い男だと伝える。
何も知らない平和なカップルは岬でキスしていました。
「月宮あゆの消失」あゆシナリオの一つのピークを迎えた回。
割と明示的な伏線をずっと張ってきていたからシナリオにも演出にも意外性は無いが、あゆに関して言えばその魅力を充分に引き出した構成でファンには堪らないだろう。
ボクッ娘じゃない「オレ、月宮あゆ」や名雪の制服を着た姿など、あゆフューチャー回として充分な出来ばえ。

第1話のAパートを始めとして繰り返されるあゆのモノローグ「夢・・・夢を見ている・・・」
それは願いと約束で構成され、夢の中だけで生かされる儚い存在。
その願いと約束は祐一の記憶を頑なに封じ込め、夢を夢であり続けさせる呪文。
祐一とヒロインたちは、この雪の街で7年間の夢の中を生きていると言い換えることが出来るかもしれない。
その中で現実を感じさせるのが水瀬家の二人なのだが、少しあとで触れよう。
やや不安なのがメインヒロイン(真琴・舞・栞)=ファンタジー、サブヒロイン(美汐・佐祐理・香里)=リアルってポジショニングに感じられるので、なっ、な、名雪は?

アバンは前回の祐一とあゆのキスシーンから引きずって照れ顔やセリフがこそばゆいが、今回のキャラデと演出から受ける印象が エロゲ ギャルゲに先祖帰りしたような錯覚を覚える。
ここ、セリフも劇伴も必要ないかも。
感動のシーンを茶化すつもりは毛頭ないが、やはりこの駅前でのシーンは衝動的な行為に感じられる。あゆの入浴シーンでの指先を唇に触れて「あっ」とため息をつくリビドーも、これまでの抑制の効いた演出からは異質。まあサービスカットとして受け取っておけば気にもならないが、そんなカットを狙ってBS-iは警告テロップを入れてくる。

祐一の細かい記憶は曖昧なままだが、お互いの気持ちを確かめてからは次第に手口が大胆になり、ベランダから祐一の部屋へあゆの 夜這い 訪問。
廊下から来ると名雪に気付かれる事を考慮しての行動で、こんな計算が出来るのはあゆらしくない気がするが、愛の力ゆえか。
でも名雪は気付いているはず。次の大会に向けての朝練と取り繕っているが、祐一も驚くほどのシャキっとした顔で朝食の席に先にいるなんて・・・昨晩は祐一の部屋での出来事が気になって眠れなかったに違いない。

回想は夕暮れ、大きな木の上のあゆ。
そしてそろそろ夢からの目覚めの時が近づく。
放課後の駅前で初恋談義の祐一の「ひどく悲しい事があったような気がする」
祐一の記憶の断片カットが一瞬挿入される。
あゆの不安「目の前の現実すべてが夢なんじゃないか」

あゆが通うという学校は西の森の中。その場所は大きな木の切り株。
それはあゆが自ら語った通りの現実。
夢が夢である事に向き合った存在「ボク、ここにいたらいけないの?」
人を人としての存在たらしめているものは自己同一性(self-identity)だと思うのだが、それを担保する夢が覚め現実と向き合うならば、あゆは消えるしかない。
「ゴメンね、祐一君、もう合えないと思うんだ。せっかく再会できたのに、7年ぶりで会えたのに、本当にゴメンね・・・」
7年前はあゆの前から祐一が消えた消える予定だったが、今は祐一の前からあゆが消えた。

余談だが一つ、自己同一性の外面的な記号としては「名前」が必要で、特に昔は戦で名乗ることや名を汚すなど名にこだわる事が多い。祐一の初恋の人の名前を名乗った「真琴」は、この時点で人になったのだと思う。この初恋の年上の人は、上述の駅前でのあゆとの初恋談義の中で「よく覚えていない」人として出てくる。

さて、人外の者たちが跳梁跋扈する夢の中で比較的マトモなのが水瀬母娘。
やっちゃった後で帰宅した祐一とあゆを見つめる名雪、その視線に感づく秋子さんのツートップの遠近カットは、何の効果音や劇伴がなかったとしても、この絵だけで何を言わんとするかわかる。
名雪の視線はあゆに向けられているのではなく、あくまで祐一だけ。
授業中に空を見上げる祐一に視線をやる名雪。
「大会が終わったから、少し親孝行しなきゃ」と言う言葉の先には、祐一への複雑な感情と事件への予感が漂う。

実はこの物語の最大の奇跡は、秋子さんの存在だと同意してくれる方が全国には800人程いると思うのだが、その超母親は名雪の気持ちにもあゆの存在の意味にも気付いている(はず)
真琴の時もそうだったが、祐一に断定して話すことはない。
「7年前の事、覚えてないんですよね?」顔を曇らせつつも「木が1本切られただけで・・・」
それに祐一よ、秋子さんのことを詮索してはいけない。全国の視聴者が知りたがっている事ではあるが「仕事の都合で・・・」とはぐらかされてしまった。
秋子さんの仕事って何だ? 7年前から禁則事項だ。

名雪のシナリオはこれからあるはずだが、いわゆる名雪エンドではない予感がひしひしと・・・
驚きの秋子さんエンドだったら京都に足を向けて寝ないことにするが、順当にあゆ又は全員大団円エンドだろう。
そう言えば「ボクのこと、忘れないで下さい」と対になるセリフの出番がまだ。
あゆの願いが二つ残っているならば、この後どのように描いてくるのか注目。
それは最終回の事かもしれない。
スジと関係ないはずだが、ぴろがベッド上の祐一の足にじゃれていたのが印象に残った。

第21話 君のいない輪舞曲~ronde~
第22話 追想の交響楽~symphony~
第23話 茜色の終曲~finale~
第24話が最終回のようだが、まだ未発表のサブタイは追唱曲~kanon~だろう。

Kanon アイテム
第一期はシリーズ構成という役割のスタッフはいない。
原作コミックの中山文十郎+ぢたま(某)の色よりも、良くも悪くも監督山賀博之の思い入れと思い込みで構成されたシリーズだった。
比較的オーソドックスな展開で、凝った伏線も超演出も無く、一人っきりの優の日常にまほろが現れた序盤から、その日常に忍び寄るまほろを追う過去を投影する中盤と、徐々にシリアスさを増す。これが第二期の終盤で鬱から驚愕の最終回に向かうことになるとは、この時は思わなかった・・・

第6話は夏休み中盤の時期を描いており、表面上は盆踊り・浴衣・夜店・花火と夏の定番の風景が記号的に取り上げられてはいるが、シナリオの本線は第4話のカニロボットに続いて、今回は飛行機を襲うセイントの秘密兵器の登場と、かつてまほろが戦った敵が平和な日常に忍び寄る。
ヴェスパー司令部はまほろへサポートメカ派遣を手配するが、その期間は「それほど長くなる話ではないのですし」
まほろの残り短い設計寿命を思い起こさせ、冒頭から愁いが募る。

シルフィードに続き登場したまほろのサポートメカは、V1046 R9-SLASH ZERO (通称:スラッシュ)
人の言葉を話し、その外見は黒豹。
キャストは大ベテラン野田圭一だが、バビル二世でもサポートキャラのロデムを演じていたのは偶然か。「オレっち」と自分を呼び、やや斜に構えたところもあるが、この先まほろと短いながらも戦いを共にすることになる。しかし初めての任務は留守番と犬のぐりちゃんの子守。

緋立の盆踊りのお立ち台で踊る大役を町会長から頼み込まれたまほろだが、アンドロイド的な体力で昼夜ぶっ通しで練習を続ける。
着る浴衣は優の亡き母のもの。そしてまほろは元上官・優の亡き父の浴衣を仕立て直し、優が着ることに。残ったのは幼い頃の優の浴衣。まほろの表情には一瞬の曇りが。
この時点では優は盆踊りが嬉しいわけではない。夏休みの初めが父の命日、その後一人になった優は祭りや行事に心から楽しんだ事が無いのだから。

盆踊りのあとの夜店の屋台では、まほろと式条先生の恒例のバトル。
射的で劣勢のまほろは、ヴェスパーの銃を取り出す騒ぎで、凶状書きで屋台からはお断り。
式条先生から逃げ切ったまほろと優ににわか雨。
濡れるのも構わず駆け出し、大木を揺すり枝の雨滴を降らせ無邪気なまほろ。
今まで一人っきりの生活で、祭りを楽むことの出来なかった優を察しての行動。
優にとってのまほろの存在は、お手伝いさん以上・恋人未満で姉や母が近いのかもしれない。

少し元気を取り戻した優と、雨上がりの夜空に花火。
優の「来年も一緒に来ようね」
その言葉に「そうですね、また来られたらいいですね」と応えたまほろには憂愁の表情。

今回の脚本・絵コンテは佐伯昭志。
最近では先日の「ひだまりスケッチ」第3話の絵コンテ。
4月からのガイナックス制作「天元突破グレンラガン」でも仕事している。
(有)佐伯商事
まほろまてぃっく ~もっと美しいもの~ TV-BOX
まほろまてぃっくストア
WOWOWでのレーティング付き放送と違って、地上波ではプリムラの幼女透け乳首の描写は無理だったかな?雨に打たれ濡れた洋服越しに、修正済みだったような気がする。
いや、本筋には関係ないけれど、この前編は他にもプリムラの初めてのブラ選びとかスクール水着とか、ロリ属性視聴者を狙って編集されていた。
人外、ツルペタ、無口ダウナー、銀髪ツインテール、黒オーバーニーと強力な装備を備えたプリムラの登場で役者が揃った。

プリムラの出自は亜沙先輩の母の亜麻さんの秘密、ネリネの秘密に関わってくるので重要なポジションなのだが、前編では稟に会うために魔界から一人出来た事、そして前述の学校帰りに雨に打たれブラなしに気付いた稟が楓に頼んで(実際は聞きつけたヒロインたち総登場)プリムラのためにランジェリーショップに行く話、稟・シア漂流事件の最中でのプリムラの淡々とした行動を描いて終わっている。
ヤマは後編に集中するのだろう。

これでひと通り前編が終わるが、次週の楓編後編はどの程度のオチでとどめるのか?
他のヒロインたちもどこまで消化して、新作最終話につなげるのだろう。
楓編は放送の同じ週にDVDが発売されるので、既に制作は終わっていると言う事だから、本編では大幅な改編は無いような気がしてきた。
最終話の新作は、前回の亜沙ルートエンドのアフターストーリー程度の描写なのかもしれない。

SHUFFLE!Memories ヴォーカルCD
スクール水着
季節的には夏休み前の試験が終わる頃、お話はむつきフィーチャー回で今回も光香がナビゲーターというか狂言回し。
時代設定は近未来の割に風景や小道具に昭和の匂いが漂う。
駄菓子屋のチェリオっぽい飲料やアイスキャンディーはレトロっぽい。
大人には懐かしさを感じさせるこれらが、若い世代は新鮮な印象を与える計算なのだろう。

キャラの動きの演出は相変わらず細かく、セーラー服の裾や胸元をバタバタしたり、スカートの裾を扇いだりと暑さをしのぐ女子高生の仕草は時代に関係ないというところか。

シナリオは入学当時の回想シーンを効果的に挿入しながら、むつきと光香の友情を描く。
ボーイッシュなむつきと泣き虫で自信なさげな光香の組み合わせで、興味の対象も違うのになぜか気が合う二人。
ソフトボールの大会はむつきのエラー負けで敗退したのに、気遣ってやれなかったことを思い出した光香が、試験勉強を口実に夜を一緒に遊び過ごす。

夜中のドーナッツショップ、カラオケ、プリクラそして夜明けの海岸と試験期間中に関わらずつい遊んでしまう情景に自分を重ね合わせてみると懐かしさを感じる。
このパートはセリフなしで劇伴だけで描ききった。
超演出とは言わないが、ufotable流の美意識なのだと思う。
何度も言うが、きちんとした脚本で余裕を持って作れば ufotable作品は悪くは無い。
この場合は企画・製作にガンジス/スタチャが入った事がプラスに作用したと思う。

前話の記事でエンディングは奇数回がクレイアニメと書いたが、今回偶数回もクレイアニメなので特別な決まりは無いようだ。絵コンテや尺の関係でエンディングが無い時があると考えるほうが良さそうだ。
今回はフロントラインの制作。

スポンサード リンク
15歳以下のいもうとたち
美少女抱き枕
シュトレーゼマンの登場で動き出した学生オーケストラでは「シュトレーゼマン偽者疑惑」が持ち上がる。
千秋の指揮科への転科話の陳情を、のだめのキスで踏絵を迫るシュトレーゼマン。
のだめは条件反射で正拳突きでノックアウト、オーケストラの練習の指揮の代打に千秋を勝手に担ぎ出すのだめ。何かたくらんでいる気配。

オケのメンバーは自分だけは上手いと思っているところに、女子に人気の千秋に対する反発もあり前途多難な初練習。
しかも初合わせとはいえ、下手。
千秋、怒り狂って各パートを罵倒。のだめと会う以前の姿に戻ったかのよう。
こんな「オレ様」キャラに関智一の演技はフィットしている。
オケの絵は動かない。止め絵で逃げ切っているが、仕方がないかと思う。

気絶したシュトレーゼマンを引きずり、千秋の指揮振りを見せようとするのだめの作戦。
そのステージを見て暗い顔のシュトレーゼマン。
恥をかかされた逆恨みの腹いせで、わざとオーボエとクラリネットのパートを入れ替えるメンバー。
千秋は気づき怒りに駈られ、逆にメンバーは萎縮して音が悪くなってゆく。

シュトレーゼマン登場で指揮者交代、千秋に失格を告げる。
千秋と打って変わって個々の癖や体調、リードの状態を指摘するシュトレーゼマン。千秋とのスタイルの違いを明確に描き出す。
その才能に気づいた千秋は弟子にするまではと、破られても何枚も転科届を出す。
転科しなくても弟子なら出来る、ピアノは続けたほうが良い、その他の時間は付きっ切りになれとシュトレーゼマン。
才能は才能を呼ぶということだろう。

のだめカンタービレおすすめ
のだめカンタービレ VOL.1 (初回限定生産)
のだめカンタービレ VOL.1 (初回限定生産) 2007/4/13発売予定
ゆのの寝起きからアバンはいつも通りだが、夢の中の重い体を現している。
風邪なのか発熱で起き上がれない様子で、宮子の呼びかけにも反応鈍い。
ゆの故障・・・

ゆのの熱にうなされた夢の中の情景はグラフィカルでシュールで原作コミックの雰囲気とは違うが、美術学校舞台のモチーフにはマッチしている。
昼休みに様子を見に駆けつけ、ゆのを着替えさせ頭を冷やす宮子の描写も自然で、見ていてほっとさせられる何かがある。

少し熱が下がったところに様子尋ねる沙英から携帯メールの着信。
その頃保健室では吉野屋先生がベッドに。37度程度の熱では親が休ませてくれないらしい。
まったく、この先生は大きな子供というか自由人のキャラ立ちが決まっている。

夜中に様子を見に来る宮子たち、昼間寝すぎたために夜中に目が覚めるゆの、風邪で寝込んだときのありがちな光景を描いているだけなのに、少し懐かしさを感じる演出。

今回はととねみぎのスポンサーバックのイラスト。

ひだまりスケッチエンディングテーマ 芽生えドライブ 2007/2/21発売予定
前回の婚約騒動のお詫びということで、絢子の祖父鷹栖尚幸から南のリゾートへの旅行をプレゼントされた一行。
単にお決まりの水着回でもなく、物語の終盤への転換点のようだ。
サブタイの通り、護と絢子の関係にかかわる様々な注意報が発令中。

新キャラの銀のマリア、ガートルード・マクヴリーズが登場。
ヨハンと共にヨーロッパにいると思われた絢子の叔父の鷹栖正樹と共にリゾートに現れるが、腹の底で反発しあっている風にも見え、複雑な関係をうかがわせる。
銀のマリアは昼のプールサイドでは大人の風貌、夕方はマリィと名乗り幼女のいでたち。

虹の岬へ行きたいと願う絢子と護を誘い出した上で、地震を起こし洞窟に閉じ込める。
ペンダントを絢子に渡して綾子のビアトリスを無効化。銀のマリアもビアトリス使いなのであろうか。その銀のマリア役には生天目仁美。

もう一方の注意報はエメレンツィア。
超ビキニが水中で脱げたツルペタ加減は警告ものの危険さ。
揺れる心中は護に対する複雑な感情。
護と絢子の関係に緊張感を与えることになるのか救いになるのか、義兄ヨハンも絡んで鍵を握ると立場になると思われる。

新登場の銀のマリアと鷹栖正樹、登場済みの鷹栖尚幸、ヨハン、生徒会メンバーと終盤に向けてキャラがそろったようだ。
どのように仕上げてくるのか、期待しよう。

護くんに女神の祝福を! ビアトリス・1 メガデレ・エモ~ション【初回限定生産】
護くんに女神の祝福を! ビアトリス・1 メガデレ・エモ~ション【初回限定生産】
なんだか緻密な伏線など関係なく、絶対天使同士の戦いをバックにして、自分勝手な三兄弟の愛憎を東海テレビの昼ドラマ枠ので見ている様な気がしてきた。
けなしている訳ではなく、批評神経を麻痺させる作用があるようだ。

京四郎の作戦らしいが、たるろってを誘い出してせつながミカの神殿に乱入。
捕らえられた空の前でかおんxせつなxたるろっての乱戦が始まる。
かおんを巡っては調整済みとはいえミカも負担を感じているのか?ひみことの複雑な関係を窺い知る事が出来る。

5人目の絶対天使である空に融合の儀式を行おうとするミカだが、脆弱な自我しか持ち得ない空っぽの空は聖杯じゃなかった、最適な器ということなのだろう。

乱戦の末、身を庇ったかおんを罵るミカとひみこの不協和音の三角関係、マナを哀願するせつなを前に真実を知った空と京四郎の三角関係を見ていると、力尽き倒れたたるろってを抱き上げるソウジロウが最も優しく見えるのは勘違いではないだろう。

京四郎と永遠の空 オリジナルサウンドトラック 2007/3/21発売予定

京四郎と永遠の空 1 初回限定版 2007/4/25発売予定
 
(C)2007介錯/「京四郎と永遠の空」製作委員会

う~ん・・・・今回の脚本・絵コンテを何と評してよいのか言葉が見つからない。
前話の次回予告は受け狙った編集で何だかわからなかったが、蓋を開けてみれば栞の物語のフォローが僅かばかりで、あゆ・名雪シナリオにいきなり突入した感が強い。
夕方の駅前、あゆとの会話での祐一の真琴・舞・栞のフラッシュバックから、キスでの引きには演出面でのヒネリの無さが漂うのだが、どうだろうか?
ドラマッチックと表すのも良いが、まだ「エチュード」の段階の心理的な背景描写が弱い中では違和感がある。

名雪の振る舞いについては詳しく書いてみる。
名雪を名雪たらしめているのは、日常描写のボケ具合と今回のオリジナルエピソードの駅伝大会での活躍のようなギャップの意外性、それと独特の気配り。
ここのポイントは、まあ、きっちり描いていた。

名雪が耐える子であることは間違っていないけれど、百花屋で祐一から「お前、好きなやついないのか?」話題を振られ「昔は、いたよ。小学生のころ。ふられちゃったけど」「向こうは忘れてるみたい、他に好きな女の子がいたんだから」
当然これは面前の祐一の事。いや、もし他の男の子の事だったら、それはそれで超展開。
名雪にそこまでも言わせなくてもいいじゃないかと思うような演出。

こうも平然と(表面上は)語る名雪に対して、我々は何をしてあげられると言うのでしょうか。
しかも帰り道、祐一があゆの名を口にすると歩みが一瞬止まる名雪。
「あんまりあゆちゃんのこと困らせちゃダメだよ!祐一はわかってないんだよ、あゆちゃんは・・・・」

これまでも舞と佐祐理、栞と香里、真琴と美汐とペアで語られる形式が多かったが、片方は祐一に対する想いって持っていなかったし、過去も絡まなかった。
今回はあゆと名雪で、どちらも祐一との過去の約束は関係するし、想いも持っている。
何も気付かずに記憶すら失くした祐一に対して、ささやかな想いも自らの言葉で封じ込めてしまう名雪。
それでもこの脚本だとエンディングに向けて逆転というか、名雪の想いが伝わる可能性をかえって感じる。名雪の想いを封印するものを取り払えばよいのだから。
「ふぁいと、だよ」って自分を励ましているだろう、名雪。

東映アニメーション版の空気化名雪も悲しいけれど、このままあゆのバックアップに回ったままの耐える名雪シナリオってのもツライ。
奇跡の中心のあゆメインは揺るがないだろうけれど、これまでも書いたが名雪はあゆの裏ヒロイン的なポジショニングでも構わないので、願いを成就させて欲しいところだ。
まあ、間違ってもあゆと名雪は確執でドロドロする事はないだろう。
シリーズ構成の志茂文彦はゲームでは真琴、アニメでは名雪ファンのようだから(電撃G'sマガジン2007年3月号記事)酷いことにならない事だけは期待できそう。

一応、あゆの話も動いているので書いておく。
回想シーンで天使の人形と3つの願いと共に来ましたね「ボクのこと、忘れないで下さい」
その他にも北川に小学生と思われたあゆ、高校は西の森の中、祐一があげたはずのあゆの赤いカチューシャ、夢のシーンで木に登るあゆ。
なぜ後ろを向いていてと言われたのかを問う幼い祐一に、少し照れてスカートの前で手をもぞもぞさせるあゆの仕草は今回一番のカットかも。

まあ色々書いているけれど今回は全26話中、残り7話ある中でのあゆ・名雪シナリオの冒頭に当たっての制作陣の壮大な釣りなのかもしれない。
だから前話での狙ったような次回予告だったと思うことにしておこう。

(サブタイトルのetudeのeはアクサン・テギュが付き、étudeが正しいですが文字化けの可能性を考えて省略しています)

DVD第2巻「Kanon 2」は 2007/2/21に発売延期
Kanon アイテム

追記:ラストの演出で違和感の一因は、目の前で大切な人を失った事があるかとあゆに訊かれた祐一のフラッシュバックに出てきた3名。
真琴は失ったに等しいと思うが、入院中の舞と栞の二人って失う=死亡フラグでは無いと思っていたから。
まるで栞が死んでしまったかのような祐一の悲しみ方の演出が理解しにくい。
まさか「実は死んでいました」って暗示?
でも北川もあゆも栞は入院しているって言ってたからなあ。
夏の定番の「学校の怪談」ネタの回ではあるが、幽霊となってしまった者同士の淡い恋を、まほろさんがお手伝いをする物語。
お約束の定番ネタの回では制作が手を抜くと言うか、リラックスしすぎる作品が多いけれども、本シリーズはバランス崩すことがない。
この回はギャグとシリアスを絶妙にバランス取りながら、オチも決めている。

構成は少々凝っていて、前回のカニロボットに関するヴェスパーの会議で、既に戦闘用ではないまほろの消耗度について触れたり、異星人セイントの技術について伏線を張る。
そこにまほろからの手紙が届き、今回の幽霊騒動事件を語る形式を取って物語が進む。
まほろの性格を表してか、手紙の文章はいかにも几帳面に綴られる。

夏休みのグループ研究に学校の「九不思議」を取り上げた優たち。
「七不思議」は良くある学校の怪談だが、残りは「赤毛の安藤さん」と「プール」
まほろさんは巫女姿でお供するが、生真面目さがおかしい。
学校ではとりおまてぃっく三人組が優たちを怖がらせるために、血まみれの髪の少女に扮装して待ち伏せ。怖がる優たちを、やたらと階段を駆け上らせるカットが多いのはやはり「学校の階段=学校の怪談」をモジっているのだろうか。

窓の開いた教室で、まほろさんは幽霊の「赤毛の安藤さん」と遭遇。
「水谷君を待っているの」「伝えたい事があるので帰れない」という安藤さん(の幽霊)
そのプールでは泳ぐ水谷君の幽霊。
まほろさんは「この場所を離れられない」と言う水谷君を連れ、教室の安藤さんの元へジャンプして引き合わせる。
二人の心残りが解消され願いが成就したか、天に帰っていった。

まほろさんと式条先生のいつものバトルは、今回は「せんたく板」「十勝平野」「人間トレース台」でまほろさんのホールド負け。
話はまほろの手紙の追伸で締められるが、式条先生の件がよほど悔しかったのか、ヴェスパー本部(恵比寿の地下にあることになっている)に「豊胸改造」を申請するものの帆風博士は一秒却下!
そう、爆乳のまほろさんなんて、まほろさんじゃない。

サブタイは別に話と関係ない。
「ハチのムサシは死んだのさ」の裏焼きか?
ゲストキャラの幽霊の安藤さん役は今井麻美。
次回予告は、ちづ(CV:真田アサミ)のナレーションだが、今までの予告が話の内容と関係ないから今回はちゃんと予告すると前フリしながらも「にょっ」と言わせるしたたかさ。

まほろまてぃっくストア
まほろまてぃっく ~もっと美しいもの~ TV-BOX
メイドコスプレはこちら

前シリーズ前半では、稟が神界のお姫様を選んで神になる日が来るのかと思った事もありました。
今回の稟とシア(リサンサス)の相々傘カットを見て、キョンとキョンの妹の禁じられた恋愛だと勘違いしても時系列的には仕方のないことでしょう。

メインヒロインかと思われたシア。シリーズ後半は視聴者の気を揉ませただけで、あっさりと空気化。なんだか良くわからない理由で、シアが稟への恋人宣言を保留したところまでを今回は描く。

オープニングは新作。出来が良いほうだろう。キャラソンは微妙だけど。
キキョウも少し出ていたかな?アニメではシア以上にスルーされた薄幸の裏ヒロイン。
勉強に関しては、ちょっと出来の悪いシアの試験勉強で稟と密着ムードで盛り上げておいて、シアが考えた攻略メモ片手の稟とのデートへ。
夕暮れの公園ではNavelの定番スカート捲り小僧、マサトが出ていたけど、このシーンでは行儀が良い。CVはショタ声も得意な後藤邑子の兼ね役。

Bパートは海水浴遭難事件から神王の結婚言いふらし事件までを本当にアッサリ。
この先のシアの境遇を考えると、本当にアッサリ描くのは間違ってはいないけど。
公園でネリネがシアとの事を承知した上で、それでも稟への変わらない気持ちを伝えるのを目撃したシア。
夜の教室で「皆に認めてもらえるようになって、それで稟が選んでくれたら」ってシアの言葉は、客観的に考えると諦め、もしくは敗退宣言。

制作はアイムーヴとAICスピリッツのグロス回の再編集。
完全新作回の放送まで、各キャラの長いエピローグが続く・・・
Navelも新作の俺つばを出さないと、SHUFFLE!頼み脱却出来ない。
いや、逆か?SHUFFLE!で商売になるから、俺つばが出なくても困らないのか・・・

Navelストア

SHUFFLE!アニメコンプリートアルバム
今回はまなびが不在の状況を作って、みかんとめぇちゃんの関係が深まって行く様子を丁寧に描いている。金月龍之介の脚本も快調で、学園祭に向けての生徒会とそれを取り巻く様子の緩急がついてきた。コンセプトからは比較的低年齢、中高生をターゲットにした企画に感じられる。

演技面では平野綾も役がこなれてきたのか、単調さは払拭されてきている。
野中藍は、びんちょうタンや時乃系統の演技が安定していると思うが、この光香(みかん)役はさらに一歩抜きん出た感じで、先が楽しみ。
出番の多さからメインヒロインは実はみかんじゃないかと思えてくる。百合っぽい匂いも漂ってくる。
ももちゃん役の藤田咲の出番はまだこれから。そういえば「吉永さん家のガーゴイル」でも桃ちゃん役の好演だった。

まなび不在の原因は「おたふく風邪」
頬から耳下にかけての腫れ具合は、普段のまなびの顔と大して変わらないではないかと思った失礼なヤツは他にもいるだろう。

もももむっちーも立ち寄らない生徒会室で、みかんとめぇのぎこちない空気の表現はなかなか細かい。仲良くなるためのコミュニケーションツールが、自筆のしかも直接投函の手紙とは時代を感じさせないアイテム。
まなびが退院する前に二人で学園祭のテーマを煮詰めようとする過程が延々と描かれるが、セリフなしで劇伴とSEで繋いだ。
今回は過剰な演出もなくオーソドックスにまとめた。

屋上に寝転がって月を見上げるみかん、椅子に座って見上げるめぇ。
見上げる月は同じでも、見方によって変わるものだと表したいのか。
みかんがめぇを呼び寄せて、二人寝転び見上げる月は同じ視線の先にあった。

オープニング曲もエンディング曲も林原めぐみの歌だが、エンディングは奇数回のクレイアニメの時にだけ流れるようだ。
いずれも今は亡き岡崎律子の作詞・作曲。いま聴くとかえって新しさを感じる。
林原&岡崎コンビの曲を今の中高生はどのように受け止めるだろうか。

岡崎律子の作品はこちら

A Happy Life
アニメのオリジナルキャラらしい我孫子、ひと時の夢を見ただけで結局は噛ませ犬にすらならなかった。
婚約披露パーティー会場に乗り込む護の王道的な「卒業」シナリオ。
見ていて安心だが、エメレンツィアと逸見に促されなければ行動を起こせないという護にもどかしさも感じる。

さて、いよいよ若本総理じゃなかった、絢子の祖父、鷹栖元総理の登場。
キャスティングは合っているが、どんなキャラでも若本さん色が付いてしまうのが良し悪しでもある。
ただ、今回はこれでも押さえ気味であるとは思う。

護のことを正直に祖父に話せない絢子。
生徒会全体で祖父に隠そうと、全校生徒宛にチェーンメール工作。
しかしドイツでプロイセンの魔王ヨハンから絢子に恋人がいることを聞き及んでいて、名乗り出るように言ったところへ我孫子のパフォーマンス。
一気に絢子と我孫子の婚約披露パーティー開催決定へ。

祖父が護に言う「チャンスを逃したのだよ」
会長の摩耶が絢子に言う「後で、いつかって言っているうちにチャンスを失うこともある」
これペアになっていると思うのだが、麻耶は絢子に対する自分の経験を言っているのではないか?

逸美とやけに熱の入ったエメレンツィアに促されて会場へ急ぐ護。
○走改造車の次郎・三郎もここまでになると、エメレンツィアとの関係で良い味が出てきている。
我孫子に落ちる、タライネタ。生徒会メンバーが援護して護の入場。
絢子と護の言葉は結婚式のようで居心地が微妙に悪かったが、祖父の許しを得て大団円。
談笑の会場を外から見上げるエメレンツィアの瞳が寂しげ。

護くんに女神の祝福を!関連アイテム
護くんに女神の祝福を! ビアトリス・1 メガデレ・エモ~ション【初回限定生産】
護くんに女神の祝福を! ビアトリス・1 メガデレ・エモ~ション【初回限定生産】
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。